カテゴリ未分類 「おめでたう」と「とほかみゑみため」祝詞 「おめでたう」と「とほかみゑみため」 鈴木重胤は、幕末の国学者と言われた。 彼の最大の業績は『日本書記伝』とされる。 だが、いまの人は、日本書記を振り返ることは、 ほとんどない。歴史マニアを除いて。 それで、こちらも、読むのは、 作家の福... 2010.06.27 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【折口信夫の国文学の発生論】 【折口信夫の国文学の発生論】 モノゴトの発生の起源まで遡る、 あるいは、発生の起源を想像する、 そういう具合に、モノゴトの発生基盤というものは、 ある一点に物事を集約してみる作業であろう。 実証的な人は、歴史資料がないとして、 モノゴトの... 2010.06.27 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【祝詞はわからないことが多い】 【祝詞はわからないことが多い】 祝詞を解説していくことは、 なにぶんにも旧いことなので、 現代人の感覚では不明なことが多く、 合理化して説明しているだけである、と。 だから、すらすらと、解説しているようにみえて、 実は、かなりの難儀である... 2010.06.27 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【折口信夫と次田潤の比較検討】 【折口信夫と次田潤の比較検討】 さて、理と情と事と霊を兼ね備えた 折口信夫の祝詞理解と付き合わせるものとして、 次田潤の祝詞注釈を設定しておこうと思う。 次田潤先生の『祝詞新講』は、 改定版が出され、Googleブックスにより、 かなりの... 2010.06.26 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【見てきたような神界の仕組み?】 【見てきたような神界の仕組み?】 ご丁寧にも、 相曾誠治さんの著作から、 紹介記事を書かれている方がおられます。 相手以上に、素養がない場合、 とりあえず、帰服します。 しかるのちに、 それを超えているのか、それ以下なのか、 数年のちに、... 2010.06.26 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【歌→鎮魂→神道→祝詞】 【歌→鎮魂→神道→祝詞】 神垂冥加は、祈祷から始まる。 歌、叫び、が何に対してなされると、 最も効果があったのか、あるいは、あるのか。 万葉集4516首の中で、 折口が共鳴するのは3896であった。 歌は鎮魂である、と これがわからないと... 2010.06.26 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【コイル神学の構築へ?】 【コイル神学の構築へ?】 神学を構築していくというのは、 魅力あるテーマです。 コイル神の一つは対数螺旋神ですが、 この対数螺旋神には、左と右の二つあります。 さしずめ、対応的には、 タカミムスビ神とカミムスビ神の二つに 対応するでしょう... 2010.06.26 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【祝詞の作文】 【祝詞の作文】 何かを賞賛する。 何かに帰服する。 それが、祝詞であり、寿詞です。 マイ神社を作られている方は、 祝詞を作文することが多くなります。 とはいえ、パターンが確立されていますので、 名前を入れ替えて、奏上します。 まずは、祈祷... 2010.06.26 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【折口信夫の祝詞研究ノート】 【折口信夫の祝詞研究ノート】 実際の祭儀装置を重視するのは、事の人です。 理でもなく、情でもなく、霊でもなく、 事実、行為、現実にかかわるものとして、 具体的な文化装置としての儀礼、 この儀礼装置としての「祝詞」を折口信夫は重視しています... 2010.06.25 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【折口信夫と平田篤胤】 【折口信夫と平田篤胤】 折口信夫と西郷信綱の関連を調査していると、 下記の折口と平田篤胤との関連性について 論及記事に遭遇した。 折口については、 彼は、タカミムスビとカミムスビの造化神を重視する という。 しかし、アメノミナカヌシの位置... 2010.06.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【折口信夫と相曾誠治の比較検討】 【折口信夫と相曾誠治の比較検討】 情と理と霊を兼ねたのが折口信夫、 霊と理と事を兼ねたのが相曾誠治、 ともに、神道再生を目指しているところ、 この異質な二人を付き合わせると、 それぞれの論点が明確になるのではないかと、 密かに仮説している... 2010.06.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【勅使河原大鳳『幽真界研究』】 【勅使河原大鳳『幽真界研究』】 相曾誠治を検討していて、 よくわからないのは、 彼が依拠している宮地神仙道の概要である。 天狗界系のそれとどうちがうのかが判然としない。 また、宮地の『異境備忘録』を散見すると、 平田篤胤の『仙境異聞』と、... 2010.06.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【折口信夫の神道概論】 【折口信夫の神道概論】 日本的心情性のサンプル集が万葉集であり、 ここから入ると、歌人、詩人に向かう。 その一人が折口信夫であり、 しかも、霊媒体質、霊視体質なので、 余人の追随を許さない国学発生論を展開する。 その彼の講義録が『神道概論... 2010.06.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【平泉澄『物語日本史・上中下』】 【平泉澄『物語日本史・上中下』】 皇国史観論者とされる一人に平泉澄(きよし)博士が おられる、とか。 彼が少年少女向けに書いたのが 『物語日本・上中下』である。 折口信夫が『古代研究』三巻を献呈したのが、 この平泉澄博士であった。 また、... 2010.06.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【『直毘霊』を読む―二十一世紀に贈る本居宣長の神道論】 【『直毘霊』を読む―二十一世紀に贈る本居宣長の神道論】 中村 幸弘と西岡 和彦の両名による 問答が、『「直毘霊」を読む』で、 これは、ネットでも公開されています。 第八の(上)巻までが公開です。 中村幸弘は、ベネッセの古語辞典の編纂者、 ... 2010.06.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【右巻の神学と左巻の神学】 【右巻の神学と左巻の神学】 さて、神学の時代というのは、 手の内の明かし合いの時代だということです。 それぞれの種明かしにより、 どちらが優れているかの優劣競争です、ね。 まずは、右巻きの神学を出してきたのは、 あの元ロシア外交分析官の佐... 2010.06.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 国学は神道の神学である(折口信夫) 国学は神道の神学である(折口信夫) 古事記、本居宣長、平田篤胤、西郷信綱 日本書記、折口信夫、鈴木重胤 万葉集、歌人、詩人 と、 日本の古典といえば、葉、記、紀が代表的です。 それ以前の書は存在するも、 その多くは、 正史から逸脱した偽書... 2010.06.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【精神調整、価値調整とは・・】 【精神調整、価値調整とは・・】 自分の思考回路上の精神構造、価値構造の点検、 これが精神調整、価値調整です。 つまり、大掛かりな世界観、人生観、価値観の 再点検です、ね。 もっとも、これは、概念装置で行いますから、 概念装置がうまく働いて... 2010.06.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【万葉806銀母金母玉母奈二世武二】 万葉806銀母金母玉母奈二世武二 万葉集806 銀母 金母玉母 奈二世武二 しろがねも くがねもたまも なにせむに 麻佐礼留多加良 古ニ斯迦米夜母 まされるたから こにしかめやも 万葉集で知っているといえば、憶良の歌です、ね。 それ以外は... 2010.06.23 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【本居宣長研究ノート「大和心とは」】 本居宣長研究ノート「大和心とは」 古事記伝に入るまえのイントロとして、 『直毘霊なおびのみたま』を手引きとするように とのヒントの提示がある。 つまり、 古事記に注釈をつけることで 何を明らかにしたいのか。 あなたの目的ははっきりしている... 2010.06.23 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【現代語訳・古事記伝】 【現代語訳・古事記伝】 「雲の筏」というサイトから 本居宣長の古事記伝の現代語訳を プリントアウトしました。 やっと、本居宣長と遭遇した、という感じです。 その出会いは、どこからきたのか。 それは、西郷信綱の『古事記の世界』で、 宣長、 ... 2010.06.23 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 天津日継所知(アマツヒツギシロシメス) 天津日継所知(アマツヒツギシロシメス) 古代にあったことを今に引き継ぐ。 本居宣長が古事記伝にうちこむ途中で 再確認したのが、 その研究の目的であった。 神代即今。 今即神代。 これを現出していくこと、 それが、宣長の『直毘霊』の宣言文で... 2010.06.23 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【相曾・村山・宮地の神仙系神道】 【相曾・村山・宮地の神仙系神道】 『サニワと大祓詞の神髄』、 『言霊と太陽信仰の神髄』、 この二冊の存在を教示していただいたのは、 昨年の6月の半ば頃であった。 ご教示された方は、 実は、わたしから教示してもらった、とか。 ええっっ、どう... 2010.06.22 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【万葉集の「細旋」は巻貝か?】 【万葉集の「細旋」は巻貝か?】 万葉集の最初のほうに、 どの句だったか、 忘れたけど、 「細旋」が登場します。 この句は、折口信夫の国文学の発生でも 一回紹介されていたように記憶します。 螺旋に関心がある読み方をすると、 この細旋は、縦長... 2010.06.22 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【本居宣長・古事記伝1-17巻】 【本居宣長・古事記伝1-17巻】 調べると、 古事記の解読に向かう前に、 賀茂真淵と宣長は、 万葉集を解読しようとした痕跡があります。 これは、一つのヒントになるでしょう。 ところで、 山田久延彦という人は、 エンジン関係の仕事をしている... 2010.06.22 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【万葉仮名を弄る】 【万葉仮名を弄る】 音を拝借して、 漢字を弄る。 たまに、構文的には、 不、将、などが入る。 ただ、意味を取らずに、 漢字の音と、漢文の構文に逍遥する。 まるで、万葉仮名は、楽譜みたいな感じである。 57587. 388 海若者 霊寸物香... 2010.06.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【葉、記、紀、延喜式祝詞の比較検討】 葉、記、紀、延喜式祝詞の比較検討 山口昌男の『天皇制の文化人類学』の 巻頭対談において、 折口信夫の『古代研究』三巻をみたとき、 異様な感じにうたれた、とある。 この異様な感に打たれたとあるあとに、 一人では一時に何もかもできませんでした... 2010.06.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【五芒星の秘伝】 【五芒星の秘伝】 五芒星にある一点を 加えると、 パワーがより強くなると言われます。 もっとも、「一点」とは、 一画の動作ではないでしょう。 ○に十字を描く、島津紋のように、 五芒星の中に「あるもの」を加えるのでしょう、ね。 一応、一筆描... 2010.06.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【古事記伝巻1-17を四分冊で文庫復活】 古事記伝巻1-17文庫復活 まず、 漢字とその訓読み。 しかる後に、注釈。 そういう形で、延々と続くのが、 本居宣長の『古事記伝』である、とか。 まず、入手したのは、 訓読のほうであった。 どのように訓読みを当てるのか、と。 そろそろ、 ... 2010.06.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【万葉仮名になれるのが王道】 【万葉仮名になれるのが王道】 ネットでダウンロードした万葉集の 冒頭に、万葉仮名でなれていくのが王道である、 趣旨のコメントがあり、「おうふう」から出ている 『萬葉集』が、万葉仮名+振り仮名で、 テキストとしてベストである、とか。 まぁ、... 2010.06.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【岡正雄『異人その他』】 【岡正雄『異人その他』】 柳田国男とともに、 民俗学の掘り起こしに携わったとされるのが 岡正雄であるところ、 著書が少ないので、あまり着目されていない。 天皇制のルーツは、 江上不二夫と同じく 外来説になるらしいところ、 ドイツのスサノヲ... 2010.06.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【延喜式祝詞と万葉集】 【延喜式祝詞と万葉集】 依頼人様で『想念の送り方』小冊子を 作成されているところ、 こちらとしては、 延喜式祝詞と万葉集を介して、 想念と情念の喚起の仕方、 そういうものの構想を予定しています。 発信の仕方は、 A◇B という菱形構造を予... 2010.06.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【コイル文化装置の歴史的探索】 【コイル文化装置の歴史的探索】 タカミムスビから、 マドコオフフスマを経由して、 ニニギノミコトが降臨してくる。 とあるのは、日本書記においてである。 ただし、孫引きなので、原典未確認。 左回転から 転換装置を経由して、 右回転で降臨する... 2010.06.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 万葉集の祈りと延喜式祝詞の類同性 万葉集の祈りと延喜式祝詞の類同性 折口信夫によると、 柿本人麻呂の歌謡の多くは、 寿詞ではないかと指摘する。 白川静によると、 祝と呪の記号体系を 万葉集の中にみようとする。 神話と民衆の情緒的基盤との類同性の探索、 これが、白川静の問題... 2010.06.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 内宮の屋形文錦、外宮の刺車文錦 内宮の屋形文錦、外宮の刺車文錦 伊勢内宮の御紋。 通常、ネットで見るのは、 被せの布のマークであり、 それが、内宮の御紋とは解されない。 内宮の屋形文錦、 外宮の刺車文錦、 については、 を ご参照くださいませ。 解説は、 を ご参照くだ... 2010.06.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【高橋悠治のバッハ・パルティータ】 【高橋悠治のバッハ・パルティータ】 最初、バッハへの入り方は、 フルートソナタから。 あと、ミサ曲などを残して、 めぼしいところは、 聴いたと思っていたところ、 高橋悠治によるバッハのパルティータ集を 作家の村上龍は、原稿を書く前の清めの... 2010.05.31 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【やがて哀しき外国語】 【やがて哀しき外国語】 語学学習について、 世間の人たちがかなりの誤解をしているのではないか ということで、 勉強本の一つとして、 最初に検討したのが、 村上春樹の『やがて哀しき外国語』だった。 村上文学という観点を脱落させた語学観点から... 2010.05.27 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【フロイトのウソ?】 【フロイトのウソ?】 この前から、 本屋、BOOK OFFで、 見かけるのが、 『フロイトのウソ』である。 あとがきをみると、 「実証されたものしか信じない」とある。 ああ、こりゃ、だめだ。 というか、 仮説構築能力は、 このレポ人には無... 2010.05.25 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【村上春樹の対オカルト教本1Q84】 【村上春樹の対オカルト教本1Q84】 旬のものは、 すぐには飛びつかない。 本屋で見たのは一回だけである。 『アンダーグラウンド』のほうは、 2を拝読したのみであった。 もち、1Q84は、このアングラ1,2の延長に構想された ああした小さ... 2010.05.25 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【村上春樹の紀行集『遠い太鼓』】 【村上春樹の紀行集『遠い太鼓』】 1980年代の最後の三年間、 村上春樹は日本を離れた。 日本にいては書けない二冊の小説を 外国で書くのが目的の海外逃避であった。 『ノルウェイの森』と 『ダンス・ダンス・ダンス』の二冊の小説がそれ。 なぜ... 2010.05.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【王=鉞パワーの応用の仕方】 【王=鉞パワーの応用の仕方】 ユングとエメラルド・タブレット&陰陽マーク、 白川静と王=鉞パワー、 村上春樹とキャッチャー=歩哨、・・・シンボルとしては弱い 千島喜久男とS字渦紋、 フロイトとトーテム、 内田樹とユダヤ的、 と、 その人物... 2010.05.24 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【ユング=水平的、フロイト=垂直的】 【ユング=水平的、フロイト=垂直的】 日本の柳田国男、折口信夫にしても、 幻視、幻聴的な体質があり、 そういうものがない方が、 民族学に向かっても、大成しにくいところがある。 オカルティッシュ体質の人が、 ストレートにユングに向かうことは... 2010.05.22 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【ユング的発想は白川静に行き着く?】 【ユング的発想は白川静に行き着く?】 どうも、ユングの場合は、 個人救済の問題を 集団表象救済の問題に見立てる癖がありそうである。 つまり、集団表象の改善により 個人の問題が解決されると、見る癖がありそう、 ということである。 で、ユング... 2010.05.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【集団表象の祭儀化救済】 【集団表象の祭儀化救済】 感情優位による意識の消滅を ユングは、危険とみる。 意識の消滅により、憑依に席を譲るとみる。 古代の祭式、祭儀を そういう憑依からの離脱と ユングは解釈する。 また、そのように、人類は、工夫をこらしてきた、と。 ... 2010.05.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【ネガ志向はユング派で救済されやい】 【ネガ志向はユング派で救済】 ユングの心理学とは、 神話心理学である。 つまり、意識化を神話化の方向にもっていくことで、 無意識=恐怖を意識化することは、 実は、神話と結びついていると指摘することで、 恐怖を除去しようとする。 他方、 フ... 2010.05.21 カテゴリ未分類
カテゴリ未分類 【ユングの課題は救済の演出劇である】 【ユングの課題は救済演出劇である】 さて、ようやく、 フロイト的世界から離脱して、 ユング的世界への移行である。 というか、 人間には、 フロイト的タイプと ユング的タイプとがあり、 そうしたタイプの相異を通じて、 こちらは、どう対応する... 2010.05.21 カテゴリ未分類