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【天下大□。国土大□。万民大□□。祈り奉る。】

天下大□。国土大□。万民大□□。祈り奉る。 熱田明神に祈願し続けて、10年。 秀吉にチャンスが到来したという。 まぁ、祈願の内容の真偽については、 あくまでも、推測、推定の域と解されるところ、 ほんまかいな、・・・・という 感がなきにしも...
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【歴史的素養性】

【歴史的素養性】 偽書が歴史を動かすという立場に立つと、 これは、プロパガンダ主義となり、 自由の近道派の採用する方法になります。 まぁ、こちらも、 私立型の人間なので、 体制の本流からは離れています。 官よりは在野です、ね。 で、在野の...
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【修験道系の逆文般若心経読誦】

【修験道系の逆文般若心経読誦】 毒蛇にかまれたときは、 毒蛇を潰してかまれたところに 擦り付けると、毒で制するのだ、とか。 とはいえ、普通、毒を吸い出します、ね。 さて、般若心経、 これにかんたんに近づく人と、 避ける人と、 二つにわかれ...
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【銅鐸と蛇信仰?】

【銅鐸と蛇信仰?】 日本古代研究家・吉野裕子先生の 『蛇・日本の蛇信仰』について、 読後感想があったので拝見していると、 ご本人は、銅鐸探索家のようで、 銅鐸の謎解明仮説として、以下の説を提示されている。 こちらの仮説では、 出雲と銅鐸と...
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【咒術・祈祷と現世利益】

【咒術・祈祷と現世利益】 仏教系学者によるガイドが、 『咒術・祈祷と現世利益』です。 こちらは、 仏式再論を『日本霊異記』という 仏教説話から入りましたので、 基本的には、仏教のドグマの検討をしない。 それよりも、 どのように、仏式思考回...
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【日蓮宗系の呪術と祈祷と霊術と】

【日蓮宗系の呪術と祈祷と霊術と】 日本史を専攻される方は日蓮系、 霊能系は、法華経系、日蓮系、真言系が 多いところ、 折伏が禁止されていた時期があり、 そこから屈折して、 日蓮系は、呪術的な霊術祈祷に入り込んでいったことが あり、それで、...
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【各宗派の霊的因果律とその解除】

【各宗派の霊的因果律とその解除】 各宗派は、 各派なりの霊的因果律というか、 物の見方をしていきます。 個人の物の見方は、 かなりぐらつきますが、 組織、宗派を組む場合、 個人的なものから離れて集合的な因果律を 構築することにより、それに...
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【平田篤胤/神代御系図】

【平田篤胤/神代御系図】 個人による図書館寄贈本のところ、 かなり痛んでいる様子であるも、 一応、最小価格で入札参加しておきました。 他にも、痛みがなければ、 中古価格で桁が一つ違うものも 見つけました。 法華経系の祈祷集ですね、それは。...
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【プロ仕様の神道大祓全集?】

【プロ仕様の神道大祓全集?】 神具を制作するところに、 神道大祓全集があったのを 想いだし、 抄録ではなく、 全集版を、 祝詞研究の素材として 発注しておきました。 研究用として往昔しゃくを発注したところです。 このしゃくは、檜製なので、...
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【テーマは古代祭祀装置の探索】

【テーマは古代祭祀装置の探索】 山口昌男先生を手引きとして、 折口、柳田経由で、 言霊探索、古代探索へと たどり着いています。 最重要課題は、祝詞の研究になります。 想念純化、価値純化、次元調整に、 祝詞研究が活用されていきます。 独自の...
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【蛇・日本の蛇信仰】

【蛇・日本の蛇信仰】 古代の渦巻き紋様の探索上、 吉野裕子先生の古代史研究と 重なるところがあるも、 女性研究者の場合、直感のみ鋭く、 論点整理不十分が多いので、 最初から、吉野先生の業績をパスしていきます。 ああでもない、 こうでもない...
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【憑物呪法全書(原書房)】

【憑物呪法全書(原書房)】 修験道研究家・宮家準の 『日本宗教の構造』を ぱらぱら見ていると、 現世利益と、 憑物落とし、 の二項目があり、 この宮家先生は、 宗教の価値とか内面などよりは、 宗教儀礼という外面装置から入ったとあります。 ...
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【幽真界研究】

【幽真界研究】 柳田國男の師匠である松浦辰男は、 平田篤胤、宮地巌夫の系譜にあった。 そういう業界では、 あちらの世界はどうなの、ということが よく問題にされるのだ、とか。 それで、『幽真界研究』など、諸版が出回るそうで。 どれも、見てき...
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【仏式思考回路の合理化癖傾向】

【仏式思考回路の合理化癖傾向】 仏教説話で、説教臭くないのは、 今昔物語で、 これは、霊験とか、不思議なこと、 そんなものをただ紹介しようとする姿勢が濃厚であること。 まぁ、今の人から見ると、 そんなばかな、そんなあほな、という物語が 収...
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【説話詞章、説話文学としての民間伝承】

【説話詞章・文学としての民間伝承】 偶然の力はすごい。 ふっと\105で入手してから、 シリーズをほぼ全制覇です。 中川○蔵さんのインタビュアーに彼が 登場してきます。 まぁ、最初、やはり、食わず嫌いでした。 前に、インタビュアーからされ...
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【日本霊異記と梁塵秘抄口伝集巻14】

【日本霊異記と梁塵秘抄口伝集巻14】 一つは仏教説話的な怪異物語、 もう一つの歌謡を通じての秘伝口伝集、 後者は、ネットで公開されています。 怪異物語は、 今昔物語のほうが有名であるところ、 これは、水木しげる先生の好むところです、ね。 ...
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【祖と裔との関係】

【祖と裔との関係】 折口信夫だったか、 柳田國男だったか、 失念したけど、 先祖の話とは、つまるところ、 祖と末裔との関係に帰結すると、 論を構成しています。 で、結局、何が問題なのかというと、 祖=死神に対して、末裔=生くる者は、 いか...
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【谷川健一・青銅の神の足跡】

【谷川健一・青銅の神の足跡】 銅鐸の謎とは、 銅鐸の使い方の謎のことである。 祭具、 呪具、 楽器、 と、諸説あり、 いろんな使い方が可能なので、 いずれも、正解であろう。 ただし、当時、いかに使用されていたのかを 復元した人はいない。 ...
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【先祖の話、幽冥談、石神問答、日本の祭】

【先祖の話、幽冥談、石神問答、日本の祭】 宣長の黄泉の国行き論に満足しない場合、 あらためて、 霊魂、他界、という問題に向き合うことになります。 平田篤胤は、あちらの世界とこちらの世界の交差する可能性、 そういうものに注目しているところ、...
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【柳田国男全集36冊を落札】

【柳田国男全集36冊を落札】 本日、 BOOK OFFでみた、 柳田国男の『日本の伝説』、『日本の昔話』は、 なかなか、興味深い内容でした。 もっとも、オークションで落札の予定だったので、 単に、上記二書は、立ち読みでした。 日本の伝説の...
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【霊魂観、他界観、感性資質の差異】

【霊魂観、他界観、感性資質の差異】 柳田国男と折口信夫。 最初、同調、 次第に、資質の違い、 そして、相克・葛藤をへて、 独自の方法を編み出す。 さて、 両巨人の検討がある程度までくると、 今度は、弟子筋から両名の違いを 確認する対談集の...
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【柳田國男の神様の分類=石神問答】

【柳田國男の神様の分類=石神問答】 平田篤胤の系譜を引く歌人・松浦辰男より 現事と幽事の相互浸透観の影響を受けたのが 柳田國男のようであった。 幽冥談から先祖の話へ。・・・ さて、初期の柳田のデビュー三部作は、 後狩詞記、 石神問答、 遠...
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本日到達の『琉球神道記』

【本日到達の『琉球神道記』】 あと、未達なのが、 折口新編全集版の〇巻と、 柳田の『石神問答』の二冊です。 さきほど、後払いで、『琉球神道記』が到達しました。 くるくる回転式幸(サイ)放射コイルの仮完成と 同時になりました。 さて、160...
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【いま折口信夫と土橋寛の系譜上に】

【いま折口信夫と土橋寛の系譜上に】 柳田國男をあまり好まないということは、 やはり、こちらは、文献主義派の系譜に 位置しているようです。 特殊に存在しているものが 格別に価値あるとは解していないですね。 特殊の束の中に価値あると認めるのは...
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【先祖の話】

【先祖の話】 御先祖様のお話を書いていると、 途中、どこかのボタンを押し間違えて 記事消滅でした。 まぁ、書くな、というサインだと 受け止めましょう。 無縁の先祖様、 無名の先祖様、 短命の先祖様、 と、あまり向き合いたいとは思わない趣旨...
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【日本律令成立の研究1981】

【日本律令成立の研究1981】 まだ、学校教育学部が 市内の広島大学の分校にあった頃、 恩師を訪ねたことがあります。 もち、お土産持参でした。 ちょうど、その頃、 ラジオ番組にも出ておられ、 古代史ネタを披瀝されていました。 歴史読本など...
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【忌(斎)部の自己弁明書=古語拾遺】

【忌(斎)部の自己弁明書=古語拾遺】 あまり信頼の置けないのが、 物部の自己弁明書である『旧事本紀』である。 明らかに、系譜的に、盗用、改竄があるとされる。 石ノ上神宮が、剣を神体としていることだけが 留意されていればOKである。 また、...
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【コイルの古事記・日本(書)記ネタ】

【コイルの古事記・日本(書)記ネタ】 万葉の高市黒人は、 遅れてくる人と称される。 それは、 来るものに立ち向かわずに、 去ったものを追い求めるからだ、と。 内田樹先生などは、 遅れマルクスと揶揄されます。 まぁ、消え去ったブームを追いか...
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【立派な『日本書記通釈』全5冊】

【立派な『日本書記通釈』全5冊】 往昔の方は、 筆力があるというか、 ボリュームを構築する能力があります、ね。 索引なしの『日本書記通釈』全五冊、 格安だったので、入手しておきました。 かなりのボリュームがあります。 漢文に、訓をつけ、 ...
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【剣と玉と鏡と詞と】

【剣と玉と鏡と詞と】 古代祭祀装置には、 よくわからないところが多いです。 とくに、 鏡については、 神鏡以外は、未実験です。 次回の実験候補は、おそらく、 三角神獣鏡になるでしょう。。。。 玉は、 アズライトを施療系の中心に設定していま...
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【折口信夫・神道概論】

【折口信夫・神道概論】 これは、大學の講義ノートなので、 読みやすいとは言えない。 内容的には、霊魂信仰論である。 眼目は、霊魂が人の身体に入るか、入らないか。 天子たるもの、身体に霊魂が入っているはずだ、 という観点から、論を統一化しよ...
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【折口信夫の霊魂信仰=神道研究】

【折口信夫の霊魂信仰=神道研究】 柳田国男が探索したのは、 霊魂と霊魂の現象体としての民俗継承、 折口信夫が探索したのは、 霊魂信仰と神道の神学構築、 で、 より意識的に神学構築しようとしたのは、 折口信夫のほうです、ね。 それで、お二人...
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【古琉球祝詞・歌謡『おもろさうし』】

古琉球祝詞・歌謡『おもろさうし』 沖縄学を開始した人たちは、 この『おもろさうし』の解読研究から スタートしたという。 細部は不明ながらも、 これにより、ほぼ、 琉球王朝の構造がみえてくるという。 柳田、折口両先生ともに、 沖縄・琉球をな...
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【柳田国男の愛読書=『金枝篇』】

【柳田国男の愛読書=『金枝篇』】 人の話をまとめただけの文化人類学の見本、 これが、フレイザーの『金枝篇』でした。 ご本人は、フィールド調査一切なしでした。 他人の話をまとめるだけ。 たしか、『遠野物語』も、 他人の話をまとめただけのもの...
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【土橋寛・万葉開眼】

【土橋寛・万葉開眼】 万葉の信仰生活に関するものは、 みな、凡庸である、と。 また、マジックに関するものも、つまらない、と。 いまさら、万葉なーんて、何、・・・ というのが、普通のところ、 詞に対する感覚の鋭い人は、 祝と呪の体系として受...
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【柳田国男VS折口信夫】

【柳田国男VS折口信夫】 役人VS学者。 この対立が、そのまま、 柳田国男VS折口信夫に、 拡張されます。 しかし、共通する土俵は、 記・紀を神話とみないで、 説話詞章とみている点です、ね。 最大の違いは、 緩めの概念装置派が柳田、 キツ...
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折口信夫、谷戸貞彦、白川静、土橋寛

折口信夫、谷戸貞彦、白川静、土橋寛 柳田国男と折口信夫は、 ともに、民俗研究の盟友、 というか、柳田国男は折口信夫よりも、 12歳年上で、師弟の火花が散る関係でした。 異質な才能が、相克・葛藤を通じて、 開花していく積極関係でした。 白川...
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【折口信夫の抜け方=卒業の仕方】

【折口信夫の抜け方=卒業の仕方】 折口信夫への入り方は、 古代研究三巻からです。 民俗祭祀、・・・祭祀祭式起源の方向 国文学発生論、・・・祝詞の方向 万葉の祝と呪の記号体系、・・・歌謡の方向 といったなかで、 あなたが、何に感応、反応、興...
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【万葉関連を探索していると】

【万葉関連を探索していると】 やはり、民俗学系をくぐると、 古代世界のことが、 かなり見えてきます。 結構、民俗系の人たちは、 実地調査していますから、 文献主義派の狭い視野がたちどころに 開眼していきます。 万葉をくぐることが、 記紀へ...
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【相曾誠治VS折口信夫】

【相曾誠治VS折口信夫】 一年振りくらいに 相曾誠治さんの二冊の書を読み返して、 やはり、よくわからないのは、 宮地水位の神仙神道の系譜です、ね。 この神仙神道系というのは、 やや、中国寄りじゃないのかと 感じています。 また、最近になっ...
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【図解古事記・日本書記(西東社)】

【図解古事記・日本書記(西東社)】 500円本ではなくて、720円本です。 俗にいうコンビニ本に該当するものです。 今回は、これまでになく、 図が豊富で、いろんな参考文献も挙げられています。 監修者は、国学院出身の多田元氏です。 白村江...
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万葉は記紀風土記古語拾遺への入門

万葉は記紀風土記古語拾遺への入門 往昔、梅原古代学の拡張として、 日本思想史の文献を集めたことがあるも、 漢文・古典の素養不足のため、 全部古本処分をしたことがあります。 せいぜい、石田梅岩の石門心学とか、 商売に使えるものは何かを探索し...
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【現象列挙の民俗探索記述?】

【現象列挙の民俗探索記述?】 民俗フィールドワークをした場合、 単に、 集めた現象の列挙開陳と、 古典からの引用で終わるのは、 論者が、現象に振りまわれされている結果 なのだろうと、解します。 それは、調べたいことの当初の目的が何であった...
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柳田國男の初期三部作と遺作

柳田國男の初期三部作と遺作 柳田の初期三部作は、 後狩詞記、 石神問答、 遠野物語、 だとされる。 最期の遺作は、 海上の道、 である。 途中、興味深いものは、 妹の力、 巫女考、 の二篇である。 折口信夫によると、 柳田は、神を探索した...
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【折口信夫の民俗学篇は面白い】

【折口信夫の民俗学篇は面白い】 『古代研究』の民俗学篇1,2だけでなく、 他の民族学篇1,2,日本民俗各論と、 併せて、計5冊拝読すると、 お宝ヒントが満載ですね、・・・・。 葉、記、紀の背景的な知識の補強にも役立ちます。 国文学篇への注...
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若者よ 折口信夫を読もう?

若者よ 折口信夫を読もう? 内田樹先生が、 『若者よ マルクスを読もう』という 書簡集を出されているので、 前々から、これに対抗するには、どうするかで、 『若者よ 折口信夫を読もう』ということに しておきます、ね。 マルクス学、あるいは、...
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【特殊の束×普遍の束=個別の束】

【特殊の束×普遍の束=個別の束】 人は、職業に習熟するにつれ、 その道のプロになっていきます。 つまり、特殊の束が一丁上がりになります。 ということは、 職業に無関係と判断したことは、 知らない、 ということで、無視していくのが、 特殊の...
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【祝詞研究の背景補強】

【祝詞研究の背景補強】 大体見えてきました、ね。 想念発信、想念発信の古代的形態を祝詞に 見たワケです。 そして、そこから、祝詞作文にまで至る、と。 祝詞というのは、古代においては、 宮廷祝詞ですから、 今風にアレンジするには、 民衆版め...
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【折口信夫とまじない】

【折口信夫とまじない】 いかに、祈祷力、祝詞力に「力」をもたせるか、 という観点から、調べると、 中世芸能発生というテーマのサイトで、 『日本語に探る古代信仰』の紹介記事に遭遇した。 言語発信の情調性の根拠をどこに置くか。 そういう問題で...
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【折口信夫の霊魂信仰の研究】

【折口信夫の霊魂信仰の研究】 折口の晩年、文部省に提出した研究テーマは、 万葉集の基礎的研究と、 日本における霊魂信仰の研究の 二つであった。 最後には、胃癌で66才で逝去した。 体質的には、憑依体質というか、 基本は、霊媒体質で、入我我...
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【西角井正慶『古代祭祀と文学』】

【西角井正慶『古代祭祀と文学』】 折口信夫の弟子であった西角井正慶の『神楽研究』は、 師匠から絶賛されているところ、絶版につき、 高額なので、狙いを『古代祭祀と文学』に定めました。 また、『年中行事辞典』もあるところ、 民俗学的関心が高ま...
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【祭祀古代装置の研究へ】

【祭祀古代装置の研究へ】 今年の後半は、 どうやら、 古代祭祀装置の研究比較になりそうです。 比較の相手は、 古代日本祭祀装置と、 バリ島祭祀装置との二つです、ね。 相曾誠治などは、 国津系を毛嫌いしているところ、 そうとはがりにはいかな...
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【宇宙創成ムスビの原理】

【宇宙創成ムスビの原理】 祭祀装置の構造は、 神迎え、 神あそび、 神送り、 などを通じて、 神に祈願することが基本と仮説できる。 しかし、祈願に際して、 供え物、神餞を提供、贈与し、 しかるのちに、返礼を受けるのが、 どうも、文化人類学...
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【万葉集の隠語解読・・・】

【万葉集の隠語解読・・・】 万葉1766 吾妹子は釧にあらなむ 左手の吾が奥の手に 纏きていなましを 巻九の反歌である。 しかし、 「釧」は腕輪であると仮説すると、 その腕輪を女に見立て、 男の手にはめるのだ、と読める。 口語訳は、折口訳...
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『幸(さい)の神と竜/古代がわかる鍵』

『幸(さい)の神と竜/古代がわかる鍵』 万葉集の歌の中に、女上位の歌があるのはなぜか。 そんな問題意識から、 幸姫命のルーツを探索した労作が、 サイの神と竜、 幸の神と竜、 である。 中身については、最近、 Googleブックで、かなりの...
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【何に帰服するのか?という問題】

【何に帰服するのか?という問題】 祝詞問題。 賞賛、感謝、帰服。 ややもすると、 自己主張ばかり強く、 畏しこみて帰服するというものを もたない。 こちらがコイル神として立てているのも、 自然神であり、人格神は除外している。 おそらく、タ...
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【万葉言霊4516首ノック】

【万葉言霊4516首ノック】 万葉集辞典などの注釈書は、 あとから参照するとして、 とりあえず、口語訳と原文を手がかりに、 万葉言霊4516首ノックを潜ることに・・・。 まずは、 101 たまかづら実ならぬ木に  ちはやぶる神ぞつくとふ ...
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【折口信夫・古代研究民族学篇1】

【折口信夫・古代研究民族学篇1】 折口の感覚にとっては、 神代即今、 今即神代、 という感応力があるので、 古代の神代の感覚を再生し、蘇生する。 類感呪術力がそもそも備わっている感じである。 最初、折口の書を手にしたのは、 中公バックスの...
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【折口信夫・民俗学篇1,2ノート第7巻】

【折口信夫・民俗学篇1,2ノート第7巻】 古代研究の民俗学篇1,2とは別に、 注目されるのが、 新編全集第19巻のところ、 中古価格高額につき、 旧・全集版からそれに該当するものを 拾うことにした。 すると、旧版全集第15,16巻と、 旧...
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【山口昌男から祝詞作文への道程】

【山口昌男から祝詞作文への道程】 そういえば、 昨年、遠隔〇〇をされる先生が、 どんなメッセージを送るのかと ご質問したところ、 最初の出だしが、擬似祝詞形式であったのを想起した。 神戸の六甲山は、 UFOを呼びやすい場所として、 マニア...
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【折口信夫の「御柱の話」(別巻1)】

【折口信夫の「御柱の話」(別巻1)】 古事記の巻頭近くにある 諾冊二尊の左旋右旋の記述について、 一般的には、 男=左、女=右、の配置は、 往昔の男尊女卑の思想があると解説するのが、 通説のようである。 しかし、 この左、右は、どこの位置...
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【精霊の王=斎部派の系譜】

【精霊の王=斎部派の系譜】 よくよく、注意すると、 祝詞の神秘部分は、斎部が担当したところ、 その持分は、格が下の精霊レベルであった、と。 そのあたりを押さえておくと、 精霊の王、とかいう宿神を論題する方の 意識の持ち方は、格下相手の横綱...
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【富国神話戦士】

【富国神話戦士】 富国強兵から、 戦後は、 富国経済戦士へ。 そして、 これからは、 神話レベルでの戦士の時代でしょう、ね。 国際化時代とは、 ある意味で、 各自の依拠する宗教基盤の掘り崩し戦争への 突入を意味します。 一神教といかに戦う...
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【宣長から神道に入るという感覚】

【宣長から神道に入るという感覚】 宣長は、漢心の排斥に急なので、 没後の弟子たる平田篤胤あたりは、 苦心惨憺たる模索を重ねます。 死ねば黄泉の国に行くという師の説では、 魂の安定が得られない、と。 命をかけて、死を賭けて、 何かに取り組ん...
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「間脳幻想」経由

「間脳幻想」経由 これは、精神科医の藤井尚先生と ある方との対談であるところ、 ある方の広告宣伝効果があったようです。 精神的な病は、 個人単位で見ても、 わからない、 これが藤井先生の結論です。 ユング系の心療治療家でもないし、 セリヱ...
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【古典古代ネタ盛況】

【古典古代ネタ盛況】 折口信夫は、 意外にも、 古事記の研究は、二篇しかなく、 しかも、全集の別巻一、に収録されているだけである。 これは、絶版なので、 当分、手にすることはないだろう。 迂回路として、 次田潤の『古事記新講』で 代用して...
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【神武・祟神・応神紀】

【神武・祟神・応神紀】 神の名がつく天皇は、 神武、祟神、応神の三神とされる。 祟神紀のときが、もっとも荒れた様子である。 古事記は、神代の巻を拝読するも、 人代の巻をあまり読まない。 しかし、 古事記、日本書記、風土記と、 比較していく...
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【マルクス無神存在論の呪縛】

【マルクス無神存在論の呪縛】 持てる者への嫉妬、 権力者への憎悪、 破壊することの残虐、 こうした嫉妬、憎悪、残虐の感情を煽り立てる 反キリスト教としての無神存在論を抱えているのが マルクスの価値と実践の立場の不二一体性です。 私的所有、...
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【新しい宗教論・右巻?】

【新しい宗教論・右巻?】 『東洋経済』に掲載してある佐藤優の記事を 読むのが楽しみだという人が、 彼の最新の『新しい宗教論・右巻』を 読んだ、とか・・・・。 それで、どんなことが書いてあったのかと訊くと、 明確な回答が返ってこなかった。 ...
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おめでたう。心眼開き。

おめでたう。心眼開き。 とほかみゑみため。 〇〇さん。 おめでたうございます。 心眼が開きました。 〇〇。 遠隔をされる人は、 祝詞めいたものを奏上されるみたいです。 長い祝詞もあるようだし、 短い祝詞もあるようです。 ビジネス上の人間関...
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