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【金子勇『Winnyの技術』2005】
当時、裁判用に用意されたものらしい。
p2pの感覚をつかむのに、
当事者による解説に依拠するのが
手っ取り早い。
こちらは細かいことより、
さくっと、思想性に触れればよしとする。
それにしても、
2004頃に、
共有ファイルwinnyに熱狂していたのは、
ゲームおたくのは中学生PCマニアたちだった。
ガキどもの発想は、大人の想像をはるかに超えている。
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メディア掲載レビューほか
Winnyの技術
著作権を無視した不法なコピーの温床であり,ウイルスによる情報漏洩の原因ともなっているWinny。しばしば非難の対象となるが,技術自体は評価すべきものだし,P2P技術の可能性を提示した存在とも言える。そのWinnyを開発した本人が,技術について解説する。2ちゃんねるなどで部分的に公開していた技術概要に加え,APIやプロトコル,データ構造などを詳細に解説している。ネットワークの帯域によって自動的に役割分担する機能を可視化したシミュレーションも興味深い。
(日経バイト 2005/12/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
— 日経BP企画
出版社からのコメント
日本生まれのP2P型ファイル共有ソフト「Winny」の内部情報について、作者自身がこれまで公開されていなかった部分を含めて解説します! Winnyユーザーなら誰でも知りたい仕組みの説明はもちろん、開発者本人にしかわからない実装上のヒント、他のP2P型ファイル共有ソフトの開発者向け情報など盛りだくさん。巻末にはWinnyプロトコルの概要も掲載されています!
読者対象としておおよそ次の3つのタイプを想定しました。
1.Winnyのユーザー
第1のタイプは、Winnyのユーザーだった人です。「Winnyはプライバシー(匿名性)が守られるソフトだと聞いていたが、具体的にはどのような仕組みでプライバシーが守られているのか」という疑問が解決するはずです。。逆に、どんな情報は保護されないのか、もわかります。
2.Winnyの技術に興味がある人
第2のタイプは、Winnyの技術に興味がある人です。いうまでもなく、Winnyは「ピュアP2P型」といわれる、サーバによる集中管理を一切必要としないファイル共有システムを構築するソフトです。Winny以前のファイル共有ソフトは、数十万のユーザーが参加した時点で、P2Pネットワークが機能しなくなる問題がありました。その点、Winnyは100万人のユーザーが同時に利用してもビクともしなかった「実績」があります。
また、Winnyは「検索キーワードによるユーザーのクラスタ化」というそれまでにない工夫を実装しています。「あるユーザーが欲しいファイルは、似たようなキーワードでファイルを検索しているユーザーがすでに持っている可能性が高い」という推定です。では、「キーワードが似ている」とはどういうことなのか、本書では計算式を紹介することで、この疑問に答えています。
さらに、Winnyはユーザーのコンピュータの接続速度に応じて、階層的なネットワークを自動的に構成する機能があります。接続速度の速いコンピュータが、自身よりも接続速度の遅いコンピュータの面倒を見ることで、ネットワークの効率を高める工夫です。本書では、47氏が開発したWinnyネットワークシミュレータの画像などを紹介しながら、Winnyのネットワークがどのように構成されるのかを解説しています。
3.P2Pソフトを開発している人
第3のタイプは、WinnyのようなP2Pソフトを開発している人です。100万人のユーザーが使ってもきちんと動作したWinnyは、P2Pソフトの潜在的価値を多くの技術者に認識させました。本書では、Winnyの実装面での工夫や、プロトコルの設計思想などを47氏自身が詳しく説明しています。
さらに本書には、Winnyがやりとりするメッセージの仕様を巻末に収録しています。Winnyの内部仕様をふるまいから解析していた人、逆コンパイルされたソースコードから研究していた人には、願ってもない資料になるはずです。
(ネットワークマガジン 2005年11月号より抜粋)
内容(「BOOK」データベースより)
公開したファイルはいかにして利用者の手に届けられるのか?100万人のユーザーを維持しえた技術は何か?P2Pシステムの開発の難しさはどこにあるのか?長い沈黙を破って、作者自らが内部詳細を公開し、その技術の可能性を考える。
著者について
金子勇(かねこいさむ)
昭和45年7月生まれ。茨城大学大学院にて博士(工学)の学位を取得。情報システム科学専攻。専門はシミュレーション環境、OS、可視化など。
ネットワークは専門外であったが、原子力研究所勤務時代に複数のスーパーコンピュータをネットワークで接続し、その計算結果を可視化する研究にかかわった。その後、フリーソフトとして公開していたCGソフトの商用化、IPAの未踏ソフト事業などに参加したのち、東京大学で特任助手として実践的プログラミングの指導に従事した。
趣味は暇プロ。何かアイデアを思いつくと、プログラムという形で表現し、検証してきた。小さい頃からプログラミングを趣味とし、数々のプログラムを作成していまにいたる。
日常ではトラックボールを愛用し、キーボードを抱えたまま就寝、起きてまたキーボードに向かう。そのため電動式の起き上がりベッドを常用しているが、これは東急ハンズで買ったものであり、よく噂されているような介護用ベッドではない。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
金子/勇
昭和45年7月生まれ。茨城大学大学院にて博士(工学)の学位を取得。情報システム科学専攻。専門はシミュレーション環境、OS、可視化など。ネットワークは専門外であったが、原子力研究所勤務時代に複数のスーパーコンピュータをネットワークで接続し、その計算結果を可視化する研究にかかわった。その後、フリーソフトとして公開していたCGソフトの商用化、IPAの未踏ソフト事業などに参加したのち、東京大学で特任助手として実践的プログラミングの指導に従事した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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