船瀬『STAP細胞の正体』数日かけて卒読

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【再掲載】【KillerCoilの挑戦】 【船瀬『STAP細胞の正体』数日かけて卒読】

STAP細胞については、
全体の1/4程度の紹介。
試験管の中で合成されるよりか、
生体内で合成される、という
森下敬一説を紹介している。
ついでに、iPS細胞の欠陥を指摘紹介。
そのあとは、
千島学説を紹介し、
森下敬一は途中まで千島の弟子筋だったが、
蜜月も9年で終わり、
その後、二人は分裂状態となり、
千島の遺族から森下は著作権侵害、横取りとして
訴訟を起こされるも、被告勝訴となる。
その他、異端の医学論の紹介がなされ、
現代医学崩壊も極限にきており、
森下流食事療法により、
現代医学に殺されないための
対抗策の基本が用意されていると力説する。
緊急救命医療以外は、
極力、現代医学の体系に組み込まれないための
健康観を新医学として森下説を船瀬は紹介していく。
さて、
旧生物学、旧医学に対して、
素人が何を手がかりに
対抗的なものを構築するのかというと、
やはり、異端学説がヒントになる。
生命論と機械論との対立から
向き合っていくと、
ことごとく、旧システムに対して
異論を構築していくことになる。
現代医学からはみ出した異端の医者たちの多くは、
たちまちの手がかりを東洋医学に求めたがる傾向にある。
だが、そうした場合、町医者としては、
ほとんど飯が食えなくなるので、
週２ない3日程度の自由診療を取り入れ、
妥協的に、健康保険適用の医療を折衷的に
妥協しながら折り合いをつけていかざるをえない。
病院経営という観点からみると、
異端の医者は排除していかざるをえない。
そこで、排除された医者は
どこに活路を求めるのかというと、
やはり、異端を極めていくか、
それを諦めて、元に戻るか、
いずれかしかないであろう。
まぁ、ほとんど、
緊急救命と歯医者以外、
現代医学は不要である、
というのが、
現代医学崩壊の流れになっている。
だが、
現代医学に対抗する気のない者は、
現代医学のシステムに巻き込まれ、
死神医学の餌食にるのがオチじゃないか、
というのが、船瀬あたりの医療ジャーナリストの
基本的考えとなる。
医者の世話にならないようにするには、
サプリ研究、運動、体操、食事など
対抗的にかなり民間人も勉強せざるをえない。
それをしない場合、
崩壊医療のモルモットに成り下がるだけとなる。
と、まあ、そんな趣旨のことが
一介の医療ジャーナリストにより
暴露されている、ということ。