高校時代に求聞持法の独修で迷い払拭の上山春平(哲学者)

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【キラーコイルの秘密】 【高校時代に 求聞持法の独修で迷い払拭の上山春平(哲学者)】


愛媛の高校時代に
哲学の迷路に入り込み、
勉強ノイローゼに陥った上山春平は
独修で求聞持法を納めることで、
克服することができた、とする。
そのあたりは、彼の『空海』(朝日選書)に
詳しいとか。
ちなみに、
齋藤孝などは、
テニスを辞めて、
受験勉強ばかりしていると
やはり、高校時代に
勉強ノイローゼに陥ったという。
そこから、
身体運動、呼吸法などを
求めて、彼はさまようことになる。
また、
哲学・思想の分野で
他にも、勉強ノイローゼとなり、
本山博の門をたたいたのに
湯浅泰雄がいる。
文系の分野では、
価値設定、立場設定、
このあたりを決めるのに
時間を要する。
先行学説に諸説あり、
どれに、どこに依拠するのかで
迷うことが多いにあるので。
やはり、
特定の門から入る他ないのが、
文系の宿命ともいえる。
最初から折衷というのはありえない。
折衷するというのは、
2つのものを融合させることなので、
その前提として、
それぞれ1極価値から入る他ないので。
特定価値について調べていると、
やはり、最初は、取り込まれるのが普通となる。
つまり、最初に入門したものに
生涯つかまることが多いともいえる。
文系分野では、
虎の巻、種本、
こういうものを見つけるのが
仕事になることがある。
とくに、法律系では、
特定先生に依拠せざるを得ず、
その依拠したものが虎の巻になるのだが、
そういうのは、おいそれとは他人に教えない。
その虎の巻をみつけるまでが一苦労なので。
とくに、法律系などは独創性を求められていない。
これは、社会科学全般にいえることだが。
ノーベル賞級未満の場合、
特定学説に依拠した猿真似で満足する他ない。
そのほとんどは、単なる解説屋である。

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