【再掲載1178】 若者はオウムになぜはまったのか?

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【キラーコイルの秘密】 【再掲載1178】 若者はオウムになぜはまったのか?

世紀末へ向けての
時代的背景が大であると
いえばそれまでのことだが、
問題なのは、
理系生徒が大量に取り込まれたこと。
あとどうしても
腑におちないのが
資金調達の方法について。
天理教のような
信者の資産提供だけで
あそこまで活動できるワケがなく
複数ルートによる
大がかりな資金提供がないと
無理じゃなかったかと
みている。
略。
以下、再掲載。
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https://plaza.rakuten.co.jp/juksmile/diary/202108260000/
【宗教における左と右
・若者はオウムになぜはまったのか?】
2007記事より。
形而上的訓練、
つまり、
哲学上の
概念裁断と概念装置構築および概念操作など、
これについての訓練を経ていない場合、
経験、体験、具体性のレベルのことを
抽象化できず、
感情および想念レベルに支配され、
不安と恐怖の問題から離脱しがたい。
つまり、
食欲、性欲、などの五感レベルの快楽に
捕まると、その五感的限界から離脱しがたい。
経験、体験に圧倒される、というのは、
形而上理論を欠いているか、
抽象化能力不足により、
五感的限界内に呪縛されてしまう、と。
ヘーゲル的に言うと、
今此処、いまここ、という
感覚レベルにとどまっている人は、
カルトおよびオカルト的なものに、
呪縛されるか、拒絶するかの
二者択一くらいしか残されていない。
それで、
腰痛キラーコイルなどは、
痛いか、痛くないか、
これが一番わかりやすいので、
一番売りやすい。
痛い、痛くないは、
抽象化する必要さえないので。
また、解釈の余地さえ介入してこない。
それと、物事をすぐに、
信じる、信じないにもっていく人は、
不思議な現象の解釈と整理する能力に
欠けるとこちらはみている。
つまり、イワシの頭も信心からのレベルに
呪縛されてしまう人は、
概念裁断能力さえ不足している。
以下、【再掲載782】
——————————
https://plaza.rakuten.co.jp/juksmile/diary/200704110003/
【宗教における左と右
・若者はオウムになぜはまったのか?】
島薗進氏の新新宗教論を拝読していても、
どうして若者はオウムにはまったのか?、
それが、
まったく見えてこない。
単に、断罪するだけの方向に
ああいう宗教学者は向かうんてす、ね。
つまり、自己弁護のために。
ところで、あれは何だったのか?
わたしなりにでも、結論は出ていない。
林郁夫の『私とオウム』を見た限りでも、
解脱が彼のキーワードだったことは
了解されたとしても、
どうして、
解脱にこだわりつづけたのか・・・。
しかし、阿含宗で、いくら修行を積んでも、
クンダリーニの覚醒にはいたらず、
クンダリーニの覚醒は、
麻原本に基づいて、自力でも可能となった。
そういういわばミニ神秘体験により、
林は、
ますます、のめりこんでいった、
というところまでは、
内在的に辿ることが可能だ。
結論的にいえば、
超越的思考が乏しいニホン人は、
超能力志向に陥りやすいとも言える。
相対的なモノに満足できず、
かといって、創造主の存在についての
形而上理論を追求できない場合、
みずからの身体的な神秘主義に
走る傾向があるともいえる。
だが、
6500万円の私財を寄付してまで、
教団に入るのは、いまだに、
わたしには、わからない。
何を救済されたがったのかがわからない。
注。クンダリーニの覚醒とは、
仙骨のチャクラから、丹田にかけて、
エネルギーが上昇してくる現象を指す。
すると、さまざまな不思議な神秘体験が
なされていくようになる。
以上、
どうして若者はオウムにはまったのか、
その謎をさらに解くべく、
浅羽通明氏の『思想家志願』を
参照してみようと思う。
宗教家ではない人は、
あの現象をどうみたのか。
ともあれ、初期の麻原のヨガ指導は、
かなりのレベルものだったと推定される。
たしかに、
頭の天から仙骨にかけて、
背骨にエネルギーが走る
という現象を経験すると、
超能力めいたものが
現象してくると言われている。
頭から胸にかけて、
エネルギーが走って、
それ以上には降りなかった
という体験談を聞いたことがある。
しかし、その人の場合は、
たまゆら=オーブ現象が見えたり、
ミニUFOと遭遇したりと、
・・・その後、
いろんな神秘体験されたともきく。
その後の変化は、
お会いしていないので、聞いていない。
ときどき、不思議な体験の持ち主が、
わたしを訪ねてきます。
また、わたしの知っている人が、
オーラ視ができるようになったとか、
不思議な体験を報告してくれます。
もっとも、わたし自身は、
そういう不思議な体験はないんだけど、
・・・・、別にあったとしても、
驚きはしないでしょう、ね。
ちなみに、
形而上学理論を持たない人は、
神秘体験を求めたり、
超能力志向となるというのは、
内在的にわかる気がします、よ。