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【キラーコイルの秘密】
【①猪木正道の共産主義批判と②谷沢永一の社会主義批判に共通する弱点】
猪木の『共産主義の系譜』の前に
小泉信三による通俗本として
『共産主義批判の常識』がベストセラーに
なっている。
さて、
猪木の師匠は河合栄次郎で
河合は左派自由主義者とされる。
そのため
猪木はマルクス思想の中で
初期の疎外論をいたく評価しており、
『ド・イデ』以降はエンゲルスの影響を
受けた変質思想へ堕していると
みている節がある。
小泉信三がいかなる動機により
マルクス批判に向かったのかについて
こちらの不勉強につき不知に
なっている。
多分に、公安感覚的な左派潰しの
政治意図が小泉に濃厚じゃないかと
みているけど。
ところが、
猪木は
のちに防衛大校長になるも、
左派憎しの憎悪感情は
あまりない。
そのため隠れ初期マルクスファンと
揶揄される要素があり、
憎いのは
ロシア正教に対抗するため
神学化したソ連マルクス主義だけである、と。
谷沢永一による
社会主義批判は
労農派的マルクス主義批判と
日本共産党批判に向けられており
ともに、
政治現象に伴う
政治思想批判の
様相を帯びており、
猪木の初期マル擁護を
切り捨てた便乗本にすぎない。
谷沢の言っている
ことのほとんどは
猪木の論説の拝借とみてよい。
政治の季節の60年代は
政治的対立が顕著だったので
哲学問題は軽視されていた。
そのため
猪木の共産主義批判本においても、
批判しているのは
初期マルを否定している
政治思想としてのマルクス主義にすぎない。
同じ土俵に立って
政治思想の優劣論争をしても
仕方ない。
神学論争として
政治思想を断罪していくのが
最も手っ取り早い。
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