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【キラーコイルの秘密】
【中国人気フェミニスト上野千鶴子の難点はマルクス主義依拠にある】

博士論文『家父長制と資本制』。
この副題に
「マルクス主義フェミニズムの地平」とある。
この副題がミソで、
日本資本主義論争における
講座派に所属する分析になっている。
男は表では市民かもしれないが
家帰れば、男は天皇になった
つもりでいるのが
上野からすると気に入らない。
それが彼女からみれば
男の欺瞞性にみえるワケだ。
さしずめ
さだまさしの「関白宣言」なんて
もっての他である、と。
とくに、講座派の特徴は
この日本を遅れた社会、
前近代要素を抱えた社会、
封建的要素を抱えた社会とみなし、
我妻民法の家族法にみられるように
平等主義を前面にだして
遅れた領域を断罪していく。
これはだめ、あれはだめ、
と断罪していき、言葉狩りを
していることに
本人がいつのまにか
はまっていく。
もっとも、
人類の歴史をたかが近代に成立した
思想論法で裁断したとしても、
裁断しきれるものではなかろう。
じゃー、イスラム世界はどうなの、と
なると、まるでこれは近代以前世界の
様相を呈しており、フェミニスト上野は
イスラム世界に切り込めるのかというと
残念ながら、到底無理である。
そして、上野フェミニズムは
フェミニスト教として女の園世界宗教
として昇華させるほかに行きつくところは
ないんじゃないのか。
彼女の思想の源泉は
京大時代の学生運動参加の経験にあり
そこで、男女差別を目撃したことが
原点になっている。
だが、
社会的男女差別と生理的男女差別の
境界線をどこに引けるのかというと
多分、泥沼に入り込むんじゃないかと
こちらは冷たい視線でみている。
要は、生殖子育て家事労働から
上野は解放されたいということ。
ということで、
おひとり様の思想に帰結する。
それにしても、
「平等に貧しくなろう」ともなると
この人の頭の化けの皮が剥げたと
みてもよい。
上川陽子のタバコ1000円値上げ発言とは
逆行しているも、軽い発言はそのうち
命取りにもなりかねない。
タバコ1000円値上げ発言に貧乏人は
タバコを吸うなの差別意識が含意されている。