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【キラーコイルの秘密】
【遠山啓(代数学専攻)への序破離に20年かかった】
遠山啓といえば
東工大の代数学の先生で
かの吉本隆明の恩師で、
なにかにつけ
数学では飯が食えないので
東京インキ製造への就職をすすめられ
その後、吉本は組合活動のやりすぎで、
特許事務所への転職を余儀なくされる。
吉本つながりでたどると
数学の先生にしては
達意の文章を書く
遠山啓に着目することになった。
院時代の数学・算数の家庭教師時に
遠山啓の門を叩く。
あくまでも、文献上。
その後、この遠山啓の影響を
離脱するのに、20年近く
かかっている。
この先生の難点は、図形問題への
接近がまるでセンスが欠けていること。
専門は、群論なのだが、
まるで、幾何・図形センスがない。
やはり、抽象数学は実用性にかけ
専攻者に、実践意識が不足気味なので、
そもそも、具体性が欠落している。
ということで、
20年くらい経過して、
小平邦彦、矢野健太郎、秋山武太郎の
幾何図形処理がスマートな方たちへ
依拠変更していった。
それを経て
やっと、比の心の図形了解できるようになる。
まぁ、教えるのは幾何・図形から入るのが
直観に訴えるのでかんたんだということ。
代数系は意味理解をしないと
まず、体得できずに素通りしてしまう
分野といえる。暗記では通用しない。
図形から入るのが
視覚に訴えるので
わかりやすいし、
教えやすい。
しかし、これだと
地道に暗記を要求される科目が
不得意になりやすいが、
数学と理科の2科目で高校受験までは
楽勝なので、これで構わない。
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