ネット右派の歴史社会学2019

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【キラーコイルの秘密】
【ネット右派の歴史社会学2019】


多分、7月に入ってからの課題かなと
みている。
いまは自民党政治の崩壊過程のところ、
全体が日本沈没でこれはという特効薬は
ないとみてよい。
円安はさらに進む。
安倍内閣の負の遺産整理に
10年くらいかかるんじゃないのか。
それにしても、
ネット右派といっても、
頭の中身はかなり単純だと
思われる。
百田尚樹あたりをみても
永遠の血脈云々の日本国紀など
お粗末な論で構成されている。
どうみても、
デマゴーグ向きの頭としか
思われない。
草木のさえずりにも及ばないんじゃないのか。
ちなみに、
とあるSNSにおいて
歴オタらしき人物の
こちらへのコメントをみても、
ネガすぎる記事ばかりとか
週刊ゲンダイなどはずかしいので
リンク貼るなとか
その程度の草木以下のさえずりの
頭脳構造が守旧派であり、
それらしき自分の意見などないみたい。
思考停止の座禅を薦めているくらいなので。
ついでに友達リンクを外しておいた。
まったく、議論の作法さえ身に着けていない
御仁の様子だったので。
総じて、日本の右翼は
2.26事件で終焉しており、
愛国テロを起こす実力さえない。
目次
はじめに
第1章 新保守論壇と嫌韓アジェンダ――一九九〇年代前半まで
1 既成保守論壇から新保守論壇へ
2 『SAPIO』の登場とその後の右傾化
3 嫌韓アジェンダと反日アジェンダ
4 『SAPIO』の反日国家スキームの変遷
5 ジャパンバッシングの嵐のなかから
6 日本版反ユダヤ主義と陰謀論
7 「日韓論争」の展開
8 反日嫌韓スキームの成立
9 『醜い韓国人』をめぐる動き
10 歴史認識をめぐる神学論争
11 リベラル派対保守派の代理戦争
12 嫌韓アジェンダをめぐるいくつかの通説
第2章 サブカル保守クラスタと反リベラル市民アジェンダ――一九九〇年代半ばまで
1 リベラル市民主義の盛り上がり
2 日本型市民社会論と戦後民主主義
3 市民主義への自己批判という問題意識
4 ユーフォリアのなかのリベラル市民主義ブーム
5 小林よしのりによる市民運動批判
6 市民主義批判から戦後民主主義批判へ
7 リベラル市民主義の擁護者としての『朝日新聞』
8 大月隆寛による市民主義批判
9 サブカル保守クラスタの形成
10 「市民」対「庶民」の階級対立
11 サブカル保守クラスタとオタク文化との親和性
12 戦後民主主義と戦闘サブカルチャー
13 「上から目線」へのアンチテーゼとして
第3章 バックラッシュ保守クラスタと歴史修正主義アジェンダ――一九九〇年代後半まで
1 東京裁判史観と歴史教科書問題
2 バックラッシュ保守クラスタの台頭
3 自由主義史観研究会から「つくる会」へ
4 サブカル保守クラスタからの流れ
5 権威主義と反権威主義との野合
6 戦前エスタブリッシュメントと戦後エスタブリッシュメント
7 右からの引力と左からの斥力
8 ホロコースト否定論と日本型歴史修正主義
9 サブカル保守クラスタと歴史修正主義アジェンダとの親和性
10 善悪二元論批判と歴史的物語観
11 三つのアジェンダの統合と新保守論壇の完成
第4章 ネット右派論壇と保守系・右翼系の二つのセクター――一九九〇年代後半まで
1 ネット右派論壇の形成
2 密教を真に受けた人々
3 掲示板文化とメーリングリスト文化
4 ネット右派論壇を構成するサイト
5 新保守論壇の流れを汲む保守系セクター
6 右翼・民族派の流れを汲む右翼系セクター
7 保守と右翼との位置付けをめぐって
8 右翼・民族派をめぐる当時の状況
9 日本ちゃちゃちゃ倶楽部(日本茶掲示板)――保守系セクターを代表する存在
10 鐵扇會――既成右翼系クラスタを代表する存在
11 右翼共和派――新右翼系クラスタを代表する存在
第5章 ネオナチ極右クラスタと排外主義アジェンダ――二〇〇〇年前後まで
1 ヨーロッパ極右の流れを汲むネオナチ極右クラスタ
2 外国人労働者問題と外国人犯罪問題
3 ヨーロッパ極右をめぐる当時の状況
4 瀬戸弘幸と世界戦略研究所
5 篠原節と民族思想研究会
6 農本主義とエコロジー
7 「血と土」のイデオロギー
8 民族主義とディープエコロジー
9 反ユダヤ主義から外国人労働者排斥へ
10 山田一成と国家社会主義日本労働者党
11 ネオナチ極右クラスタの形成
12 ナチサブカルチャーへの強い志向
13 「三国人発言」と外国人参政権問題
14 日本茶掲示板と民団掲示板との論戦
15 嫌韓アジェンダと排外主義アジェンダとの結合
16 ネット右派論壇内部のカルチュラルポリティクス
17 サブカル保守クラスタとナチサブカルチャーとの親和性
18 民族主義の構造転換
19 差別主義への志向とカルト宗教
20 ナショナリズム・ナチュラリズム・スピリチュアリズム
第6章 2ちゃんねる文化と反マスメディアアジェンダ――二〇〇〇年代前半まで
1 ネット常民としての2ちゃんねらー
2 「ニホンちゃん」と観客民主主義
3 2ちゃんねる初の大規模な炎上騒ぎ
4 屈折した反権威主義の精神
5 プロ市民概念の発明
6 「悪い子」的キャラクターと「ダメな子」的キャラクター
7 ネトウヨ底辺説をめぐる誤解
8 反リベラル市民から反マスメディアへ
9 マスメディアのインチキを暴く
10 女性国際戦犯法廷とNHKの番組改変
11 朝日新聞叩きの系譜
12 明示的な偏向批判と暗黙的な特権批判
13 アングラネット論壇での朝日新聞不買運動
14 フジテレビ叩きに至る経緯
15 日韓共催ワールドカップサッカーをめぐって
16 韓流ゴリ押し姿勢をめぐる誤解
17 親殺しとしてのフジテレビ叩き
18 新旧メディアの階級対立
19 反日マスコミ批判の動き
第7章 ネット右派の顕在化――二〇〇〇年代後半まで
1 反知性主義の構造転換
2 エンジョイコリアでの日韓論争
3 ネイバー総督府とバファリン作戦
4 反知性主義対主知主義という構図
5 専門知対集合知という構図
6 集団思考と決断主義
7 嫌韓厨から嫌韓流へ
8 桜井誠と嫌韓コミュニティ
9 『マンガ嫌韓流』以降の嫌韓本ブーム
10 『WiLL』の創刊と「大人目線」の右傾化路線
11 チャンネル桜の開局と右翼・民族派への眼差し
12 動画共有サイトの普及とチャンネル桜による啓蒙
13 バックラッシュ保守クラスタの再興とその背景
14 権威主義と反権威主義との結び付き
15 決断主義とポピュリズム
16 シンボルとしての田母神俊雄
17 在日特権という発想
18 瀬戸弘幸のその後と西村修平
19 「行動する保守」の成立
第8章 ネット右派の広がりとビジネス保守クラスタ――二〇一〇年前後まで
1 ビジネス保守クラスタの形成
2 三橋貴明とビジネス保守クラスタの思想
3 日本青年会議所(JC)の右傾化
4 ビジネス保守クラスタのリアルな支え手
5 リベラル市民主義への復讐
6 ネット右派論壇のバージョンアップ
7 その後のネット右派の成熟と停滞
8 響きと怒り、そして語り
9 大衆の原像と幻像
あとがき
人名索引
—————————-
どういう立場で書かれているのか。
ネット右派と安倍内閣を重ねてみている観がある
というのが下記の見方。
ソウカとトウイツの両宗派を
抱え込んだのが安倍内閣の正体といえる。
トウイツが叩かれ、安倍亡きあとは
ソウカと守旧派になるところ、
今後の国家デザインを考えるだけの力量は
もはや政治家にないとみてよい。
大阪検事正あたりが
不同意なんとかで
逮捕されるあたり
末期的症状が顕著になりつつある。
ネット右派でない
リアル右派は
もはや寄る辺がない
根なし草になりつつある
のかもしれない。
最大の右派的問題は
日本核武装論であり、
田母神俊雄が問題提起している
政治ラインになるかと
思われる。
だが、正面から受け止める
政治基盤はいまはまだない。
以下、amazonレビュー。
つくしん坊
5つ星のうち4.0 「ネット右派」の起源と変遷を、時代のメディアから丹念に追う
2020年6月25日に日本でレビュー済み
著者は1961年生まれのメディア論研究者である。本書は「ネット右派」と評される人々が発信した言説の内容を丹念に追ったものである。
対象の時代は1990年代から2010年頃までで、インターネットの普及によりメディアが既存の新聞・雑誌・テレビからインターネットに移行していった時代に相当する。本書の特徴はメディア分析の枠組みを「アジェンダ」と「クラスタ」との組み合わせで、一貫して分析していることである。アジェンダとは言説の論題を、クラスタとは、ほぼ意見が一致している集団を意味する。本書が取り上げた右派的言説のアジェンダは、「嫌韓」「反リベラル市民」「歴史修正主義」「排外主義」「反マスメディア」の五つ、クラスタは、右翼系セクターの三つのクラスタ(既成右翼系、新右翼系、ネオナチ極右)、保守系セクターの二つのクラスタ(サブカル保守、バックラッシュ保守)、およびビジネス保守クラスタの合計六つのクラスタである。
本書によれば、ネット右派は1990年代からの形成期を経て、2010年代には成熟期あるいは普及期に入り、2010年代半ばには停滞期に入った。本書が注目するのは特に形成期である。初期のネット右派の主体はサブカル保守やバックラッシュ保守であり、反リベラル市民アジェンダや歴史修正主義アジェンダが主にテーマであったが、2000年代に入ると右翼系クラスターが合流し、アジェンダも嫌韓や排外主義がテーマとなり、行動も過激となって世間を騒がせることになる。一方、2000年代以降には在特会に代表される嫌韓かつ排外主義的活動へのアンチ活動も盛んになり、ようやくネット党派の活動も下火となる。
評者は、本書が取り上げたネット右派とその言説を暗黙の裡に後押ししたのが安倍政権であったと考えている。安倍政権の暗黙の了解と、日本会議系政治家、および右派評論家による「表」(右派系雑誌や新聞など)の排外主義的言説がなければネット右派の跋扈はあり得なかったのではないか。本書は貴重な研究ではあるが、ネット右派のメディア分析だけではなく、その典型的な「人物像」が可視化されるともっと迫力が出たと思われる。本書に併せて、樋口直人氏の『日本型排外主義』(名古屋大学出版会、2014年刊)など一連の研究を参照すると、ネット右派が立体的に把握できる。
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