【吉本隆明『共同幻想論』の読み方】

宇田亮一氏の
『心的現象論』の読み方は、
参照するも、
はてさて、
いかなる料理捌きだったのかは、
ほとんど印象に残っていない。
それは、解説家の宿命ともいえるでしょうか。
本体の陰に解説は隠れてしまうからです、ね。
二作目の『共同幻想論』の読み方は、
おそらく、こちらは読まないでしょう、ね。
というのは、
こちらは、共同実在論者なので、
真っ向から対立する立場に立ち、
党派性を肯定する側になり、
吉本思想とは相容れない。
臨床心理士が、
いつの間にか、
思想領域に入り込むと、
おそらく、
臨床心理士というお仕事が
アホらしくなっていくことでしょう。
いずれ、
吉本思想の虜となり、
心理分析家となったとしても、
施療家からは遠ざかるだけでしょう。
こういう解説好きというのは、
所詮、独創性とは無縁ですから、
たぶん、吉本解説家に終わることでしょう。
左翼系の解説好き。
しかし、
政策能力はゼロに近いですから、
宇田氏が、心理療法家として大成することは
ないと断言しておきましょう。
関連記事は以下をご参照。
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