霊我と共同我がひっくり返っている事例

【霊我と共同我がひっくり返っている事例】

霊界上の霊我は、
徹底した利己主義を善として
追求する性質がある、
というのが、
シュタイナー独特の霊我仮説です。
かたや、
現実界での自我は、
共同主観性に染まった自我で、
共同我に近いものがある、と。
霊我の姿は、
徹底した自己意識優先になります。
人を殺すのも、
俺様の自由だ、
というのが、
霊我の姿になります。
つまり、
霊界上では、殺人は善とされる、と。
しかし、
現実界上では、殺人は悪とされます。
ということは、
現実界上での自我は、
共同我として現存する他ないということ。
霊我と共同我が
ひっくりかえっていますと、
現実界上で、
生きていくのは、
相当の限定を受けることになります。
それゆえ、
結婚において、
自己意識が相互衝突しますと、
離婚になる、と。
許し、許容、というものが、
共同我において、
不可欠になりますので、
自我のへし折りが要求されることになります。
ダ=ヴィーン∀!!

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