【昭和50年代
のオカルト・メカ本と現在の状況】

1970年代のユリ・ゲラーの来日に、
ショックを受けた人と、そうでない人とがいる。
今日の日本でのサイエネルギーの探究と活用は、
ユリ・ゲラーショックから始まったといっても過言ではない。
わたしからみれば、
ユリ・ゲラーショックの今日的意義とは、
束縛からの解放、
潜在意識の解放、
顕在意識の抑制、
六感の解放、
と評価する。
もっと短くいえば、
各自のこれまで抑圧されていた潜在意識の解放、
これが可能であることを自覚させることになった。
職業的なエスパーも登場してきている。
しかし、まだ、この抑圧からの解放が、
実用的なレベルにまできたとはいえない。
また、医学の分野では、
アメリカとは異なり、
代替療法を併用する人は、
この日本ではまだまだ少ないほうだろう。
結局、抑圧からの解放というのは、
各自の潜在能力の開発をも意味し、
自己愛の根拠を提供するものでもある。
あれはダメ、
これはダメと、
小さい頃から
過剰禁止抑圧管理されてきたこどもたちの
萎縮した潜在能力の目覚めを、
こどもが成長するにつれて、
自分の力でつかみとる可能性が
増えてきていることも意味している。
もはや、
他者とか環境とか大人への責任転嫁をするのではなく、
自らが自分の才能開花していくチャンスが
増加しているワケだ。
目から鱗を一つ一つ精神の成熟とともに剥ぎ取っていく。
これまでは、おおむね、40代に入ってから、
世の中の波に揉まれ、
目から鱗が取れだしたと気づく人が多かった。
しかし、目から鱗を意識的に取るのは、
若い世代から、可能となっている。
さて、ある昭和50年代のオカルト・メカの紹介本。
これは、目から鱗。
そんな感じの昭和50年代のオカルト・メカの紹介本である。
電気、電子関係の人が、
こういうオカルト・メカに興味を抱くと、
かんたんなマシンを試作していく。
心霊関係のマシンの特許をイギリスの場合は、
国が容認しやすいというのも、興味深かった。
昭和50年代の本だが、
古さを感じさせないということは、
いまでは、かなり進化していることを意味する。
はて、さて、・・・・何の本だかは、いまは言わない。
こういう分野があることを知っただけでも、
ははーん、マニアが、マジックのツールを考案したり、
オカルト・メカの新作を競ったり、・・・・・
なるほどであった。
ま、わたしのコイルも、
潜在意識の抑圧からの解放を目指している。
十分に、ローテク分野でも可能であることの実験中だ。
それにしても、
昭和40年代、50年代というのは、
パワーを感じる年代でもある。
若い息吹を感じるというか、
新鮮な空気が読み取れる。
そう、高度成長の真っ只中という雰囲気である。
いまは、
ミクロに走る傾向があり、
全体を問題にする人は少ない。
それだけ、関心領域が狭くなりつつある。
また、他人に対して、
余計なお節介を焼く人も減少してきた。
ダ=ヴィーン!!
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