【折口信夫と次田潤の比較検討】
さて、理と情と事と霊を兼ね備えた
折口信夫の祝詞理解と付き合わせるものとして、
次田潤の祝詞注釈を設定しておこうと思う。
次田潤先生の『祝詞新講』は、
改定版が出され、Googleブックスにより、
かなりの頁数が参照できるところ、
図版をカットしたとあるので、
戦前版を入手することにした。
折口先生の場合、
延喜式祝詞の全部の注釈をしていないので、
次田先生の全注釈が必要になった。
国学院系と神宮皇学館系との違いが
確認できるか、である。
おそらく、次田先生は、
徹底して理の人だろうと思う。
祝詞の検討は、
この二人の検討で一応終了である。
その後、何に向かうかは、未定・・・・・である。
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