【山口昌男から祝詞作文への道程】
そういえば、
昨年、遠隔〇〇をされる先生が、
どんなメッセージを送るのかと
ご質問したところ、
最初の出だしが、擬似祝詞形式であったのを想起した。
神戸の六甲山は、
UFOを呼びやすい場所として、
マニアの集うところです、ね。
ファンファンファン、
ユンユンユン、
など、UFOからのメっーセージを受け取り、
それを発信すると、
UFOが飛来しやすいのだ、とか・・・・。
まぁ、UFOは、見える人には見えるし、
見えない人には見えないと、解しています。
幻想体の一つだろうと解していますので、
同時同場所において、見える、見えないの区別がある、と。
さて、
村上龍と坂本龍一の二人がゲストになって
対談者を迎える対談集があり、
そこで、山口昌男が登場し、
坂本龍一は早くから山口に着目していて、
他方、村上龍は、ファシズム小説を書くさいに、
山口の『歴史・祝祭・神話』が、
まさに、ベーステキストだとしていた。
おそらく、1971年頃、
『道化の民俗学』を手にしたことはあったとしても、
あまり重ならないとして、古本処分したのではないかと
記憶する。あるいは、それは、記憶違いかもしれない。
『文化と両義性』という名前の記憶だけがあった。
当時のわたしは、ああした文化人類学的発想はなかった。
よって、
柳田国男、折口信夫は、敬遠して読んだことはなかった。
しかし、相手の文化的背景を読む場合、
いかなる背景を相手が背負いこんでいるのか、
それを見極めるために、折口信夫の業績は、
ヒントになることが多いと直感しています。
もっとも、ユングのようなパターン分類づけで
役立つという意味ではない。
まぁ、歴史上の人物類型のどこかに、何かに帰属させるものを
折口の洞察は持っているということです、ね。
そして、青空文庫より、
全集1-4巻に相当するものがほぼ収録されており、
とりあえず、本に未収録のものをそこから
プリントアウトしています。
さて、
折口信夫の業績から抽出したことは、
ある記号の作用効果、
祝詞の意義、
これが第一回目の抽出、
そして、
第二回目は、
・・・と、
・・・・でした。
まさか、
山口昌男から折口信夫経由で
祝詞作文に至る、とは・・・・これいかに。
その前は、白川静先生より、
王=鉞パワー渦巻き紋様を抽出しました。
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