長女からみた吉本隆明論(『隆明だもの』) 家庭内ごたごたの惨劇

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【キラーコイルの秘密】
【長女からみた吉本隆明論(『隆明だもの』) 家庭内ごたごた惨劇】


p.172までが
長女からみた吉本家の家庭内ごたごた惨劇。
そのあとの姉妹の対談は▲。
両親に振り回されたという特殊事情の披歴
なので部外者には非参考にすぎないので。
有名な親の家庭内では
どこにでもあるような葛藤劇が展開される。
とくに母親がかちかち山的様相で最悪。
1996/08の浅瀬での溺れによる意識不明事件が
吉本家の前と後の分岐点になる。
分岐点以降、急速に父の体力が低下していき
最後のボケ状態での死についてふれていく。
介護施設に入るだけの余裕がない
ご家庭では、家族は、両親がボケて
死ぬまでを見届けることになる。
もっとも、入院先での死亡になる。
三好春樹との対談『老いの現在進行形』では
語りもれていた状況が如実に語られるのが
長女からみた父親論である。
ちなみに、
対談で相手の土俵に上がれなかったのは
ミッシェル・フーコとの対談であり
『世界認識の方法』で全然かみ合わないことが
暴露されている。
このあたりで、吉本はお終いと
こちらは判断しているけど。
その前は、『共同幻想論』で
国家は観念であると断定した段階で
こりゃだめだわと結論を出している。
残された者は
吉本の祖述をするのではなく
彼が語らなかった領域を発掘していくことだ
と言ってたのは村上龍だが、
素描したり祖述しても仕方がない
というのは当然だろうと思う。
もっとも、
人物対決したい場合は
対決本を書く意義はあるけど。
なかには
伝記、年譜を描きたい人も
いることだろうと思う。
ただ、
彼の本は翻訳しにくいので
世界的に知られることはない。
フランス語訳が1冊のみ。
特殊日本的に知る人ぞ知るのみ。
だが、そのファンも団塊の世代限定なので
いずれ、そのファン層も消滅していく。
それにしても、
家庭内ゴシップを売りにするのは
英国王室レベルだと金になるけど
いまさら、吉本家のごたごた劇を
暴露しても、3000部完売するのかは
はてなになる。
だが、これも偶像破壊の一つである。

ダ=ヴィーン∀!!
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