【星野英一「法律行為における思想と技術」】
その分野におけるガイドを何にするか。
これにより、その後が決まってしまいます。
つまり、筋の良否が、
その後を決めることが多い、と。
とはいえ、
やり直しをすることがあり、
それは、しばらく経過した後になります。
もっとも、
闇雲にやっているうちに、
次第に業界の様子が伺えるようになり、
軌道修正、方向転換していくことがあります。
さて、何をするにしても、
その道で飯を食うには、
最初の導きの糸があり、
あとは、それに従って、
形あるものにまとめていく、と。
こちらが法律関係に集中的に関わったのは、
2000年から2002年にかけてであり、
その後、2004年までに、
法律系において、産出した金額は、
100万円ちょいでした。
時間の割りには、稼ぎは少ない。
ま、本人訴訟中心で、
(最初の手ほどきは、
訴訟好きの司法書士から受けています。
この先生の主たる業務は当時、
クレサラ事件と住専の後始末への関与業務。
ちなみに、こちらの本人訴訟において、
訴状、準備書面作成で10万円支払っています)
また、
金銭対価のない、行政決定への異議申立てにも
かかわったことがあり、
また、
親戚の遺産分割協議の議事進行指南、
その他としては、
三件くらいに関与で、
いわば、素人の延長だったという限界があります。
ま、資格取得しないことには、
他人の法律行為に関われませんので、
本人法律行為の範囲内では、稼ぎは知れていました。
さて、往昔手にしたことがある
星野英一の『民法のすすめ』を再見してみると、
職人的発想をしていると、
ついつい、法思想に関して、軽視するところあるなと
感じます、ね。
正義、自由、公正、公共、公平、平等、国家などの
近代政治概念について、
錯綜した議論があるところ、
そういうものへの裁断の仕方の心得の有無は、
法技術に入り込んだとしても、
ボディブローのように効いてくるなと思います。
いま、そうした政治的概念については、
仲正昌樹氏の初期著書にて、補充中です。
法思想は、社会哲学の中に取り込む、と。
そして、法技術は、いかようにでも、
後から、使えるようになる、と。
で、星野氏の『民法のすすめ』を再見すると、
ハバーマスの『公共性の構造転換』の紹介があり、
やはり、時代を重ねると、概念転換作業があるのだなと
感じるようになります。
だいたい、いまの民法再入門に際して、
山崎郁雄氏の『民法の基礎知識』と、
かなり旧い『わかる使える実戦民法』の二冊が、
(ともに自由国民社のもの)
こちらの思考回路にはしっくりくると感じています。
この二冊を前提にして、予備校系テキストに立ち向かう、と。
あとの他の分野に関しては、
たいていは、齧っているところ、
深入りすることなく、
法律予備校系のテキストに身を任せることになるでしょう。
ダ=ヴィーン∀!!
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