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【怪談和尚の京都怪奇譚 (日蓮系) (文春文庫) 】
「養老 三木」でamazon検索していると、
遭遇したのが、
三木大雲和尚(日蓮系) による京都怪奇譚4部作。
こういう手のものは、
「ありとあらゆる“怪奇譚”が網羅」されているとすれば、
こちらの霊障解除引き受けと、
どこかで被るものがありはしないか。
事例を通じて、
どこまで解釈できるかのサンプル集ともいえる。
その他のお話はYoutubeより各自お好み選択。
https://www.youtube.com/channel/UC7TxDj-DqbKzq9locL-iP2w/videos
以下、4部作の1作目について。
———————-
京都・蓮久寺の三木住職のもとには、助けを求める人が絶えません。
悪霊に祟られた人、ポルターガイストに悩まされる人、人形をお祓いしてほしい、さまよう霊を供養成仏させてほしい、死者からの電話、人形の怨念、線路にしゃがむ老婆、自動販売機から伸びる手、死神に救われた話……そんな実話や自身の体験など、現代の怪談、奇譚の数々をお届けします。
蓮久寺は江戸時代初めの建立で、島原の遊女・吉野大夫との縁も深い古刹。
蘭丸
ベスト500レビュアー
5つ星のうち5.0 お坊さんが語る怖いお話
2019年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メディアでもお馴染みの“怪談を語るお坊さん”三木大雲氏に依る怪奇譚。
常に死者と向き合っている三木氏ならではの怖いお話は、巷に溢れるありふれた実録会談とは違って“人間の生死”を実感させる奥深さがある。
…然も、本当に怖い。
臨場感溢れる怪奇譚として、怪談実話に関心のある方にはお薦めの一冊である。
本書は「恐怖」「怨霊」「輪廻」「邪気」「冥界」「京の闇」の6章から成っている。
勿論、全て三木氏本人の体験談に基くものなので、本書を読み終えたなら誰でも「やはり幽霊は存在する」と確信せざるを得ないであろう。
何故なら、本書に収められている話には何れも三木氏自身に依る明確な解釈が添えられている事から、ただ曖昧に終わらせる怪談集とは訳違うのだ。
今でも存在する藁人形の呪い、興味本位で訪れるべきではない心霊スポット、事故物件と事故現場に起こる怪奇、現代ならではの携帯をツールとした怪談、幽体離脱、呪いの人形、鉄道事故に纏わる話、地域を守る石仏、無邪気な子供の霊、生霊、地縛霊、霊感所有者…とにかくありとあらゆる“怪奇譚”が網羅されていると言っても過言ではなく、正しく“生きた怪談集”なのである。
本書を読むと、確かに実体験した本人は相当怖かったであろう事が良く解るが、その一方で、人間は死しても尚、思いをこの世に繋げる事が出来るという希望も生まれて来るし、更には、悪行は決して許されるものではない…という死者の叫びも聞こえて来るのだ。
因みに、各章の冒頭に簡単に綴られた仏教の教えも有意義で、実は「お化け話」と「仏教」は常に隣り合わせにある事が解るであろう。
怖さと同時に温かみも感じられる一冊。
世の中には科学的には解決出来ない不可思議が溢れているのだという事を教えてくれる貴重な著作として、非常に印象深かった。
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ペル
5つ星のうち5.0 住職さんの実話
2018年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単に怖いと言うだけの怪談話ではなくて住職さんのお話ですので、やはり元になる物は仏教なのかなと読んでいて感じました。怖がらせるだけで終わってしまう怪談話の本とは違う一冊です。買って良かったと思います。
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正治
5つ星のうち4.0 優しい心を感じさせる住職さん
2016年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人はそれぞれ御役目ってのがあるのかもしれない。住職が怪談って、批判もされるだろうけど、この人は、「見えないものを慰め、知見を一般に広げて関心を持ってもらう」っていう普通のお坊さんでは持てない役目をもって生まれてきた、徳のある方なのかもしれない。
個人的には 「香を食べるおばあさんの霊」の話が、すごくシックリきた。チベット死者の書でも、肉体を抜け出た霊は、香を食物として食べるという言い伝えがある。すごく実体験感がある話だった。少しは脚色してる話もあるだろうけど、それを踏まえても楽しくサクっと読めた。
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川手啓介
5つ星のうち3.0 なぜか爽やかな語り口の怪談話
2014年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者はお寺の次男坊として生まれ、継ぐ寺も無くずいぶんとご苦労
され、現在では京都のあるお寺の住職を勤められている。
ご自分の奇妙な体験談も披露しながら、いままで見聞きした周囲の
方々の恐怖体験を淡々と述べられている。
わざとらしい脚色や勿体つけた前置きは極力排しているので、却って
真実味が読み手に伝わってくる。
ただし、京都の心霊スポットに焦点を当てているわけではないので、
ちょっと拍子抜けの感がある。
著者自身は霊能者ではないものの、何か不思議な力を備えている人に
思える。折々にコラム的に述べられている仏教の教えは現代のような
人の心がすさんだ時代だからこそ、心にじわっと染み入る。
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むーちゃん
5つ星のうち5.0 さくさく読める
2021年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一つ一つが短い怪談になっているので、ちょっとした時間に楽しむことができます。
話も非常に面白いですし、仏教の知識や考え方も書かれているので、興味深く読むことが出来ました。
怪談が好きな方は一度読んでみてはいかがでしょうか。
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maru
5つ星のうち5.0 読みやすいです。
2021年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょうど8月お盆休みに読みました。
怖さはそれほど感じなかったのですが、死後の世界や人の死についてや、日頃の忘れがちな事を思い出させてくれました。
不思議なんですが、亡くなった両親のお墓詣りについて。情け無いことにお盆の時に行ったことがなくて(命日にはありますが)何故か今年は行かなければ!という気持ちが出てきて。そんな時にこの本を手に取ったので、なおさら行かなければという気持ちになりました。
お経のこと少し調べてみようかなとも思いました。
読後感は不思議とあったかい気持ちになりました。
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マロン
5つ星のうち4.0 しんみりしました
2020年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゾッとするような怖い話もありますが、読後感がよく別な作品も読んでみたいと思いました。
懐かしさや切なさを感じさせる作品も多く、怖いという感情よりもしんみりする話が多いように思います。
ゾッとするような怪談を読みたい人には物足りないかもしれませんが、私は好きです。
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空あるがまま
5つ星のうち5.0 癒される怪談
2013年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レヴュアーは怪談は怖くてあまり得意なたちではない。
でも稲川淳二さんの怪談ナイトなどに行ってみたり、
怖いもの見たさでたまに触れる。
そんな折、三木さんの本書に出会った。
本書は単なる怖い話ではない。
そこには人間の情だったり、
人間の社会の不条理さだったり、
何か学びを含んでいる。
そして三木さんのお人柄のせいか、
とても安心してあったかい気持ちになれるのだ。
私は三木さんにお会いしたこともないし、
どういう人かはまったくわからないのだが、
こういう優しい言葉で会談が語れる人がいることをうれしいと思う。
内容は三木さん自身が体験した話と三木さんが仕事柄聞いた話などであるが、
どれもイマジネーションを掻き立て入り込みやすい。
しかもそれは怖いというよりも、何か後味が良い。
温かくなる。
本書を出してくださった三木さんと関係者の方々に感謝したい。
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