【思想の骨格をどこで構築するか?】

網羅体系的に
思想の骨格を
どこで構築するか、
という問題に直面しない人は、
思想に無縁の人のところ、
骨格構築に際しての注意点は、
三流以下の素材で構築してしまうと、
構築した本人も三流以下に甘んじる、
ということです、ね。
つまり、
三流以下の素材を相手にしないだけの
見切りが肝要だということ。
口が裂けても、
三流以下の素材は口にしない、と。
とはいえ、
ミーハー系の人は、
かんたんに、
サブカル系の素材に染まりますけど。
思想の骨格、骨法を作るに際して、
何かお手本があるワケではない。
何をつかむかは、
その人の素質に依拠するところが大です。
ただ、ヒントとしては、
異なるニつ以上の素材を比較検討すること。
こちらは、たまたま、
最初に手にしたのが、
K.レービットの『ウェーバーとマルクス』で、
異なるものをいかにつき合わせて、
いかなる論点を抽出するのかに遭遇しましたので、
どうも、こういうスタイルが身についてしまいました。
また、友人の一人にたまたま
T大の文学部哲学科在籍者がいたので、
その影響で、古代哲学、プラトンを
手にすることに。
そして、
『田中美知太郎全集』全１４巻にて、
思想の骨格を構築した感があります。
これを一つの基準にしたということ。
これを基準にして、
他との比較に入るというスタイルが
やはり、確立されたということです、ね。
まぁ、
反マルクス系では、
M.ウェーバーと向き合うことに。
最終的に、
院在籍時代は、
経済史専攻に在籍する形で、
マルクスとへーゲルの比較検討をし、
マルクス批判の方法を伝授されて、
へーゲルに軍配を上げる形にて、
院を修了通過になりました。
その後は、実務社会へ・・・・。
ダ=ヴィーン∀!!

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