【小松和彦『日本の呪い』】
タイトルは見たことがあるも、
読んだ記憶はなし・・・・。
小松和彦氏といえば、
土佐の物部村のいざなぎ流祭儀の紹介で、
独自の地位を築いた人です、ね。
こちらの最初の入門は、
『憑霊信仰論』から。
しかし、内容は、
すでに記憶から消失しています。
しばらく、忘れていたところ、
『日本の怨霊』、『怨霊になった天皇』などを
拝見していると、
ふと、小松氏の『日本の呪い』とリンクしてきました。
御霊、怨霊系については、
この三冊で十分といえるでしょうか。
御霊系の特徴は、
一個人に影響するというよりも、
社会集合に影響を及ぼすところです。
もっとも、
社会集合の中に個人も含まれていますので、
個々人に影響があります。
ところで、
御霊系を検討するということは、
日本の歴史をおさらいすることにも
繋がります。
政治権力を巡り、
いかに呪術が使われてきたのか、と。
歴代首相の中で、
霊的ボディーガードをつけていた、
とされるN氏の場合、
こちらはどこかで、13人と記憶していたところ、
『日本の呪い』では6人とされています。
ダ=ヴィーン∀!!
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