宝石コイルの技術58 侮りがたい筋金入りの確信犯講師

35歳の人物は、
数年前から憧れていた人物に遭遇することにより、
自発的に、熱狂的に、金儲け教の信者になっていった。
あれから、12年。
いまや、年収は2ないし3000万円ある、とか。
これが扱う物件が不動産だと、
さらに、桁が跳ね上がる。
ということは、
そうはかんたんに、
金になる職種を選択しなかったことになる。
濡れ手に泡を求めるには、
不動産分野が定番である。
一回の取引で800万円。
これを数回繰り返すと、
軽く億はいく。
どうして、
12年前の熱狂的信者は、
不動産分野に行かなかったのだろうか。
それは、
自分のこだわりがあったため、
横スライド分野に、
すべりこんだのが、
金儲け教としては、
桁を一つ落とすことになった。
たしかに、
当時、筋金入りの確信犯的講師から見抜かれている。
彼を助手にすればいい、と。
その助手と採用者は、
稼ぐ桁が一つ違う、と。
その通りになっている・・・・。
つまり、
拝金教へと一直線よりも、
メンター、グルを奉ずるほうに
精神支柱を求めた結果、
なまなましい拝金教から遠ざかることに。
つまり、その助手にさふわしぃ人物は、
おそらく、父親的存在が不在だったのであろう。
ちなみに、
この確信犯講師の39歳時は、
豊田商事事件で永野一男が、
惨殺された1985年のときだった。
25歳のときに原野商法を経験している、
ということは、
その前の2年間のどこかで、
豊田商事の詐欺商法の下っ端社員を
していなかったか、
こちらはそれを疑っている。
だが、原野商法ならまだしも、
豊田商事の経験があると公言すれば、
信用性失墜となるので、やったとも
やらなかったもと断定しない。
当時の状況からすれば、
原野商法と豊田商事の詐欺商法は、
時間的に密で近いのだが。
もっとも、
過去を明確にしたとしても、
時効ではあろうけど、
半分の人は引くかもしれない。
もっとも、明日からリッチになろうと
している者にとって、講師の黒歴史は、
不問にしたいところだろう。