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【再掲載【「井戸堀り」と「壁抜け」】】
我ながら過去記事をたまにみると、
https://plaza.rakuten.co.jp/juksmile/diary/201707280016/
懐かしい感覚が甦ります。
村上春樹と夏目漱石。
だが、ともに、ファンではない。
https://plaza.rakuten.co.jp/juksmile/diary/201005300001/
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村上春樹と夏目漱石。
これは、壁抜けで繋がっているのかもしれない。
どこで、人は繋がるのかというと、
井戸堀りして、
壁抜けたときに、
本当の繋がりがでてくる、と。
そういうことを、
村上と河合の対談集は、強調していた。
こういう比喩でモノゴトが語られるというのは、
わたしの感じでは、中国的なんです、ね。
具体的に語らないと、話が通じない、と。
抽象的に語るとは、
概念的に語ることであり、
最近は、
その概念の定義が明確でないとわからない、
という方たちが増えてきた。
そういう方たちは、
おそらく、定義しても、理解できないでしょう、ね。
たいていの定義は循環論法でしていくので。
さて、井戸を掘る、というのは、
たいていの方は、わかるでしょう。
堅い岩盤にぶちあたるまで、
掘り下げましょうね、というのは、
夏目漱石の『私の個人主義』のモットーであるところ、
壁抜けには、エネルギーがいります。
どのように抜けるのかというと、
歴史哲学的に抜けていくのが、
文系人間の特徴です。
辿り着くところは、人間の歴史性、というレベルです。
その歴史的時間性というものを
どうぶち抜いていくのか、
そのぶち抜き方が、各自の歴史的個性になります。
理系人間のぶち抜き方は、
やはり、技術革新、新技術の提出、不確定性原理の組み換え、
などになります。
そういうぶち抜きをしないと、歴史的個性にはなれない。
つまり、歴史にあなたの名前は残らないということ。
多くの人たちが、
歴史に名をとどめないのはどうしてでしょうか。
それは、井戸掘りして、壁をぶち抜かないからです、よ。
井戸掘りしないで、壁をぶち抜かないと、
歴史的個性たりえない。
コイル開発も同じことです。
コイルの井戸掘りをして、
コイルの壁をぶち抜かないと、
歴史的個性として残らない。
いまのところ、潜在的に歴史的コイルとして残るのは、
腰痛キラーコイルであろうと、勝手に解釈しています。
ダ=ヴィーン∀!!
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