内宮の屋形文錦、外宮の刺車文錦

内宮の屋形文錦、外宮の刺車文錦


伊勢内宮の御紋。
通常、ネットで見るのは、
被せの布のマークであり、
それが、内宮の御紋とは解されない。
内宮の屋形文錦、
外宮の刺車文錦、
については、
http://blogs.yahoo.co.jp/sinagawa50/13648407.htmlを
ご参照くださいませ。
解説は、
http://www2u.biglobe.ne.jp/%257egln/77/7725/772502a.htmを
ご参照くださいませ。
(1) 内宮・外宮の成立
 伊勢を中国哲学に拠る「天」とするためには,
天照大神を「太一」に習合させねばならず,
そうして次の段階としては当然この太一と不可分の関係にある
「北斗」も新しく祀らねばならなくなります。
然も中国思想において天を象徴する方位は「乾(戌亥イヌイ)」ですから,
西北の丹波から「止由気トユケ」という北斗の神が勧請カンジョウされ,
太一を祀る内宮に対し,
その西北の度会ワタライの地に鎮座されることになりました。
太一は内,北斗はその外側を廻る神故,
ここにおいて,内宮・外宮の呼称が成立しました。
内宮が太一の宮居,外宮が北斗の宮ですと
両宮に伝承される秘紋は両宮の本質を象徴するものとなるでしょう。
つまり内宮の屋形文錦は中国風の御殿を模したものですが,
それは太一の宮であることを示し,
外宮の刺車文錦は天帝の乗車としての北斗七星を示し,
外宮がその宮であることの表示となるのです。
修行の目的が何であるのか。
相曾誠治あたりは、
皇祖皇宗である、
としています。
おそらく、各自の正神が何であるのか、
その自覚を迫られています、ね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました