【人は最初に遭遇した影響呪縛から逃れにくい】
大学時代に最初に遭遇した社会科学系が、
ハイデガーの弟子であった
K.レーヴィットの『ウェーバーとマルクス』で、
(K.レヴィット、K.レーヴィット、
カール・レーヴィット、カール・レヴィットと
四種表記がありますので、四検索してみてくださいませ)
こういう比較視点による
異なる思想の突合せ、という影響が、
その後、いろんな点において、
反映されているようで、
D文学でいうところのスメルジャコフ的視点は、
抜きがたく体質に沁みこんでいるのを
いまさらのごとく感じます。
注。
人文系では、K.レーヴィットの
『ヘーゲルからニーチェへ』邦訳二冊という
毎度おなじみの近代思想の文脈の洗礼を受け、
その後、畏友に西洋古代哲学専攻の学徒がいましたので、
近代思想だけでは不足との指摘とその影響を受け、
プラトン、アリストテレス等の古代哲学を齧ることになります。
畏友は、中世スコラ哲学の研究止まりでご逝去しています。
扱う素材が三流だと三流に染まってしまうとの忠告を受けています。
注2。
あと、この程度で小論文になるのかという見本は、
フランクフルト学派のJ.ハバーマスの
『イデオロギーとしての技術と学問』でしょうか。
巧妙にレトリックで凌ぐコツをつかむことができます。
(翻訳者の長谷川宏氏が、wissenshaftを学問と訳さずに、
一律に「科学」と訳すようになったのはやや不可解です。
ヘーゲル訳については、
マルクスバイアスのかかった牧野紀之氏のほうが
まだましなところがあります。
もっとも、牧野氏はマルクス的ヘーゲル理解に
引っ張られているという弱点がありますけど。
廣末渉? この人は認識論者なので問題外でしょう、ね。
ドイツ・イデオロギーと心中した仮面の認識論者です。
彼は無意味と無価値のはったり稼業屋なので担いでも無駄)
一神教的体質ではない、と。
だから、何かを信仰するという感覚はなし。
二神比較体質とでもいいましょうか。
で、二神から逃れるには、
さらに別の第三神を用意し、
三神比較視点を確保していくことになります。
そして、いかなる立場から三神を交通整理していくのか、
というのは、本人に帰結する問題であり、
本人の価値的立場を明確に表に出さない場合、
三神を比較操作する立場は隠されます。
だいたい物事は四つの事象に分類すると、
収まり形になりますので、
実務的には、これで押し通しています。
二神比較するのに、三神比較の立場にたち、
さらに、
三神比較するのに、四神比較の立場にたつ、
という具合に、
常に、もうひとつ何かを追加した形で、
物事を整理していく癖が身につています。
マーケティングにしても、
目的、目標、戦略、戦術、と
四つに分類していくと、
だいたいの収まり形になります。
そして、
目的、目標、戦略のない戦術論は、
単なる方法論に堕していくだけだろうと
みています。
世の中には、方法論者がごまんといるところ、
連中の弱点は、目的、目標、戦略が、
欠落しているか、あいまいである点でしょう、ね。
ダ=ヴィーン∀!!
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