上層国民出身の鶴見俊輔によるアメリカ思想への愛憎感情

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【KillerCoilの秘密】 【上層国民出身の鶴見俊輔 によるアメリカ思想への愛憎感情】


鶴見俊輔といえば、
「思想の科学」雑誌の出版と
べ平連あたりが有名なところ、
母方のほうは、後藤新平の系譜につながり、
父方のほうも、厚生大臣まで務めた政治家の
系譜にあるところ、
鶴見は母との関係が最悪であった。
こういう出自からは、往々にして、
反抗思想の体現者が出現しやすい。
華麗なる一族にしても、
その内部関係においては、
世代間葛藤と軋轢があり、
個体発生は系統発生を打ち破りやすい。
まぁ、そうは簡単にはいかない、ということ。
どうしようもない家庭から
トンビが鷹を生むような子供が
でてくるし、突然変異のようなこともある。
さて、アメリカ人からみると、
鶴見俊輔はアメリカ思想をよく理解しているとして
歓迎されることが多いらしいけど、
鶴見的には、アメリカ思想への愛憎感情が
反転することがあるらしく、好きの先には憎いが
待ち構えている典型事例となる。
好きで結婚したんだが、やはり、別れた、と。
そのように愛憎感情は、交互反転しやすい。
抑制のない競争。
これがアメリカ人の現実面の一つとしてある。
そして、いざというとき、愛国心で結束する、と。
日本に対しては、
アメリカ人は、
リメンバー・パールハーバーであり、
卑劣な奇襲に対して、
結束して愛国心を発露してくる。
では、
アメリカに対して、
日本人は、
リメンバー・ヒロシマになるかというと、
そこまでは結束していかない。
原発二発で抵抗の息の根を抜かれてしまっている。
もはや、
やられたからやり返す気力さえ
喪失してしまっている。
このあたりは、
ロシア・中国の政治家たちに
見抜かれているともいえる。
もはや、
日本は牙を抜かれた植民地じゃないか、と。

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