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【キラーコイルの秘密】
【ひろゆき、成田悠輔
などの海外在住者による日本批判】

日本政治の問題点について
米国の諜報機関などによる分析は
優れているともいえる。
それだけ、海外からみれば、
日本の統治機構は穴だらけ
ともいえる。
ウォルフレンによる
『日本権力構造の謎』などは、
これでもかというくらいの
日本の統治上の問題点を抉り出してくる。
これはブックオフでよくみかけた本だが、
多分、黒船と同じで、外国人でしか
書けない内容だった。
さて、
日本非在住者による
炎上的発言が話題になっているところ、
日本に定着する予定のない者は、
発言に責任をもたないので、
言いたい放題の状況ともいえる。
いかなる立場による発言かを
斟酌すると、一介の無責任者
という立場であり、
本人的には市民感覚なのだろうけど、
そういう無責任発言は、
陰謀論的言説に吸収される確率が高い。
もっとも、
少子化対策については、
一子1000万円支給とか
共同親権による養育費の責任分担など
フランスで採用された政策を
紹介している限りでは、
役立つ情報をひろゆきは
発信しているともいえる。
憂国的な情調を帯びた紹介である。
他方、成田については、
「22世紀の民主主義」の一般書が
知られている程度で、
本人がデータ分析を専門であるとして
何を提言したいのか、
その立場は、
多分に政策的なものではなかろう。
さらに、
「人新世の資本論」の著者は、
自称マルキストであり、
未来予言の立場に身を置いているとも
いえようか。
総じて、
発言者の立場を観察すると、
各自の立場が抉り出され、
取るにたりない単なる放言であれば、
無視してしまえばよい。
それにしても、
こんな軽い記事が
Google,Bingともに検索1位とは
不思議に思いませんか?
もっとも、それは記事見出し検索なので、
他の方たちは、どういうキーワードで
検索されるのかについては、こちらは
全く気にしていない。
こちらの狙いは、
記事見出しがストレートに
検索されることを狙っているので。
とにかく書いた記事の見出しが
そのまま検索上位にくればよい
という考え方しかしていない。
あと、成田悠輔の『22世紀の民主主義』は
修士論文と博士論文の中間くらいに位置する
出来映えで、データは豊富に掲載してあり、
この点はさすがと感心した。
ただ、性急に変革を求める点において、
三島由紀夫と同じ感覚があり、おそらく
論者の立場はネオコン的な匂いがプンプンする。
まぁ、問題提起としては、炎上狙いだが。