【祝詞研究の背景補強】
大体見えてきました、ね。
想念発信、想念発信の古代的形態を祝詞に
見たワケです。
そして、そこから、祝詞作文にまで至る、と。
祝詞というのは、古代においては、
宮廷祝詞ですから、
今風にアレンジするには、
民衆版めいたものを用意していくことになります。
その民衆版というのは、
総じて、歌謡形式において、
発信されたものである、と。
発信する相手に応じて、
下げたり、
上げたりする、
これが基本形式のようです。
なーるほど,
神道再構築の迂回路は、
こうした歌謡、芸能までの探索回路でもある、と。
となると、
あと残るは、
折口信夫の『国文学』8冊になりますが、
まずは、
その前哨として『国文学概論』で当たりをつけます。
また、万葉集の再構成として、
何を開眼させるのかで、
諸派が乱れており、
白川静先生あたりの祝と呪の記号体系として
みようとする派も、一つとしてあることが了解されます。
このあたりは、ゆっくりと、検討していく予定です。
こちらとすれば、
言語発信の位相がわかればよろしいので。
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