【相曾誠治VS折口信夫】
一年振りくらいに
相曾誠治さんの二冊の書を読み返して、
やはり、よくわからないのは、
宮地水位の神仙神道の系譜です、ね。
この神仙神道系というのは、
やや、中国寄りじゃないのかと
感じています。
また、最近になって、
どうも、出雲系というのは、
インド起源がかなり混じっているということ。
で、これまでやってきたことを
相対化していくのに、
ただいま、折口信夫の業績の検討中になっています。
それと、柳田国男あたりと折口の資質の違いは
どこにあったのか、そういう確認もしておきたい。
彼らは、神を探索して、一体全体、何をしたいのかということ。
折口信夫は明確に、神道神学の基礎がため、
これが探索の目的でした。
で、普通の人が、こうした検討で何に気付くのかというと、
賞賛、感謝、帰服、
この三点です、ね。
で、古代研究の中でコイルに取り込めるものは、
積極的に取り込み応用していく、と。
ということで、
ただいま、
中国の王=鉞渦巻き紋と、
日本の銅鐸の双頭渦巻き紋とでは、
どちらが威力があるのか、
そういうことの実験中です。
沖縄・琉球の民俗習俗は、
やや、呪術に傾斜しすぎているので、
これは、パスしています。
まぁ、葉、記、紀、祝詞、
こういうものの検討の中から
鋭意、コイルネタの探索中ということです。
それが一巡すると、
再度、物性物理などに戻るかもしれないです、ね。
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