【相曾・村山・宮地の神仙系神道】

【相曾・村山・宮地の神仙系神道】


『サニワと大祓詞の神髄』、
『言霊と太陽信仰の神髄』、
この二冊の存在を教示していただいたのは、
昨年の6月の半ば頃であった。
ご教示された方は、
実は、わたしから教示してもらった、とか。
ええっっ、どういうこと?
つまり、
ヒントはこちらが提示していたらしく、
露払いを教示者が先にされたということです、ね。
しかし、その教示者は、
目まぐるしいほどの変化があり、
実のところ、何がご本職なのか、
つかみがたい。
ぶっ飛び具合が半端でないご様子で、
どこかで分岐したのではないかと解しています。
こちらは振り回されることは回避しますので、
ゆっくり、何が取り入れ可能なのか、吟味する予定です。
さて、約一年の間に、
何度か、読み返したのが、上記の相曾誠治の二書でした。
柳田国男については、触れているところ、
折口信夫については触れていませんでした。
しかし、国学は神道の神学であるとする折口の立場は、
相曾に益するところは多々あったのではないかと推理します。
大嘗祭の意義、
延喜式祝詞の吟味、
と、折口、相曾ともに、触れているところ、
相曾は実践的立場にもあるため、
いろんな行事上の秘伝に詳しい。
また、皇祖皇宗をめざす点で、相曾の立場は明確です。
折口先生の場合は、
あくまでも、神道神学の構築に主眼があり、
実践しなくても、すでに霊媒体質であり、
国文学の発生論、祭儀儀礼文化論を構築することが、
そのまま神道神学装置になっていること。
あと、思い出すのは、
宮地水位の『異境備忘録』の解説注釈書である
『幽真界研究』をある方から紹介を受けたことです。
それは、図説がかなり参考になるらしいです、ね。
まぁ、此方のコイルの文化装置を斟酌する場合、
産霊神、つまり、むすびのカミ、あたりが参考に
なりそうです。
神話的には、
諾冊二尊の左旋右旋が宇宙創成の原理だということ。
物理的には、
対生成、対消滅、右回転螺旋、左回転螺旋、電位差、
これを、こちらはエネルギー生成の原理としています。

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