【相性体力作印縁果報等と木剣呪力】

法華第一とするところは、
法華経から文を選別していきます。
祈祷経などはその最たるもので、
開祖自身、ご利益が大であったことを
宣伝しまくります。
この宗派は調伏、折伏が禁止された時期があり、
その禁止期間に、ひたすら、祈祷法を磨いていきます。
それで、他宗派に対する悪口雑言讒言批判などが
開拓されていったのでしょう、ね。
怨敵調伏、呪詛、呪詛返し、と
すみずみまで、涎が垂れるくらいの呪いの大系を
確立しているようです。
もっとも、その効力のほどは、実は、身内に一番よく効く、
と、こちらは推理仮説しています。
ご利益と仏罰の両刀使いをするところも珍しいので。
さて、木剣を振り回す珍しい宗派のところ、
邪気悪魔退散得脱の呪文まで開発しています。
それが、
相性体力作印縁果報等
の十字呪文です、ね。
こちらが知っている限りでは、
余命無し、という事例で、
集団祈祷することにより一年延命させたのを
知っている程度ですが、
まぁ、それはぴよぴよ集団のようでしたから、
呪力は弱い。
かろうじて集団祈祷による一年延命でした。
こういう特定宗派には
専属祈祷師を抱えていますから、
上位層の祈祷師はそれなりに
パワーがあると解すのが無難でしょう、ね。
なかには、
呪詛返しをさらに返す方法とか、
呪詛返しを他に逸らすとか、
穴二つにならないような工夫が
されているようです。
怨敵調伏をするくらいですから、
それは、それは、
各種の秘密のノウハウは満載でしょう、ね。