【柳田国男全集36冊を落札】
本日、
BOOK OFFでみた、
柳田国男の『日本の伝説』、『日本の昔話』は、
なかなか、興味深い内容でした。
もっとも、オークションで落札の予定だったので、
単に、上記二書は、立ち読みでした。
日本の伝説のほうは、
内容的には、ほとんど「石」伝説で、
よくもまあ、ネタがあるものだと感心です。
広島県では、ある日突然、田んぼに大きな石が、
ということで、これを出雲石というそうで、
邪魔なのに、その石を除けないのだとか・・・・。
さて、柳田国男全集、
索引を入れると37冊揃いのところ、
36冊揃いということで、
出品者希望価格の半額で落札でした。
途中、余計な横槍がなければ、
かなりの破格値になるところでした。
まぁ、送料無料なので、
二番手とは200円違いで、
こちらが頑張ったということです、ね。
妹の力、
巫女考、
石神問答、
など、全集バラでもかなりの高値です。
軽く、上記価格を超えます。
もっとも、全集で読むものは、
おそらく、1/3以下だと思います。
霊魂観、他界観、感性資質、方法など、
柳田と折口の両先生の比較が中心課題になります。
先行的には、折口先生のものを国文学篇8冊を除いて、
めぼしいものを集めました。
あと、
柳田VS折口、
白川VS土橋、
など、四者の比較になります。
柳田を除いて、他の三者は文献主義が濃厚です。
折口の場合は、半文献半民俗になっています。
柳田VS折口の違いは、
対談集などから入るのがよろしいようで。
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