【村上春樹の対オカルト教本1Q84】
旬のものは、
すぐには飛びつかない。
本屋で見たのは一回だけである。
『アンダーグラウンド』のほうは、
2を拝読したのみであった。
もち、1Q84は、このアングラ1,2の延長に構想された
ああした小さな物語に吸収されない別の物語と
位置づけることが可能であろう。
しかし、1995年事件を
その人にとっての衝撃事件として受け止めるか、否かは、
各人各様であろう。
反体制自由人内でのこだわり具合というのであれば、
あの事件に対して、一定の見解を提出したのかもしれない。
まぁ、こちらは、1995年事件からは、
小クンダリニー覚醒を抽出した。
その結果は、
クンダリニー覚醒コイルとして結実している。
クンダリニーが覚醒すると、どうなるのか。
往昔、二人の覚醒者に話を伺ったことがある。
覚醒したからといって、
格別のことがあるのか、ないのか、
それは、いまは、結論を言わないことにしておこう。
ところで、
反体制自由人が、
組織を作ると、どうなるか。
その一つの結末が、1995年事件であったと
こちらはみている。
不思議なのは、残党が消滅しない、という事実である。
というか、その残党を吸収するものが、この日本にはない
ということなのかもしれない。
で、おそらく、
村上春樹の対オカルト教本がもたらす結果は、
心の闇の拡散効果だろうと仮説する。
さらに、深く、心の暗部が拡散していく、と。
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