【折口信夫・神道概論】
これは、大學の講義ノートなので、
読みやすいとは言えない。
内容的には、霊魂信仰論である。
眼目は、霊魂が人の身体に入るか、入らないか。
天子たるもの、身体に霊魂が入っているはずだ、
という観点から、論を統一化しようとする。
そして、
重要なことは、
彼にとって、宗派神道は、低俗だということ。
理由は、
宮廷神道を無視していること、
古い社のしきたりを無視していること、
久しく続いている民俗を無視していること、
などである。
ある意味で、簡略化され、抽象化されたものから
始めているということ。
と、いわれても、
正統・異端論争については、
こちらは、論ずる立場にない。
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