【宮澤賢治の宝石箱と万歳楽山】

宮澤賢治の『銀河鉄道』にどんな石が登場するのか、
それを順番に拾いあげて行ったことがあります。
まぁ、黒曜石が、登場します。
しかし、そのとき、
宮澤賢治が、鉱石狂いであったことまでは、
知りませんでした。
死の直前には、鉱石研究所に勤務していたようで。
ただし、
法華経を信奉することで、
長編作家になれず、
大成しなかったという論評には、
頷けるところがあります。
注意深く賢治の小説を拝見していくと、
いろんな宝石、鉱石が登場していることに
気づくでしょう。
しかし、宝石、鉱石の薬理作用という面への
注目は薄かったと、こちらは推理しています。
さて、同じ東北の方で、
万歳楽山付近で取れる鉱石に魅せられた人たちがいます。
何が主な鉱石なのかは不明ですが、
彼らが注目している鉱石は、
水晶、
瑪瑙、
アメジスト、
碧玉、
玉髄、
の5つの鉱石・宝石です、ね。
こちらが注目したのは、赤の碧玉、
つまり、レッドジャスパーでした。
旧約と新約に登場する碧玉の色が何色なのかは
不明のところ、やはり、赤の碧玉ではないかと
推定するのが妥当なのではないかと解しています。
この赤の碧玉は、
絶倫の石とされています。
そうでしょう、ね。
赤系の石は、へそから下を調整するのに威力を
発揮するとみています。
これまで、こちらが使用していたのは、
カーネリアンで、これは白Eg吸収性質の石です。
赤ガーネットは三価の鉄を含んでいて黒Eg吸収性質、
緑ガーネットは二価の鉄を含んでいて白Eg吸収性質、
です。
誰が使用しても、安全なのは、白Eg吸収性質の石です。
絶倫系の石である赤碧玉は、
おそらく、大地系の黒Eg吸収性質だろうと
仮推定しておきます。
この万歳楽山に魅せられた人たちは、
アメジストを多用しますが、
このアメジストは黒Eg反射性質の石で、
これを多用するということは、
身体不具合があるということです。
案の定、これにより、身体の調子がよくなった、と。
反射して何か不具合のものを排出するのでしょう、ね。
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