【子安貝コイル組込の独創性】

オカルト趣味でない人、
エネルギーに興味のない人、
波動と無縁の人、
そういう方には、
しめ縄コードとか、子安貝コードと
いわれても、これは、偶像崇拝か、
ぐらいにしか解されないことでしょう。
自己防衛意識が強固であると、
身体はがちになっていますから、
物体エネルギーを感じる能力は、
無意識の領域に閉じ込められています。
しかし、感じないからといって、
無意識が影響を受けていないことはなく、
ただ、表面意識に上がってこないだけです。
こういうのは、
顕在上、表面上の意識だけで
判断していく合理癖の典型で、
理論、理屈が先行していくタイプのところ、
その理論、理屈とは、既存の枠に収まる形式合理性に
属するものと解されます。
作家の素質としての神秘主義とか、
そういう話にはおそらくついていけないし、
文学のアナキズムを了解していく言語回路はないでしょう。
まぁ、わかいときは、
理屈がつかないものは信じない。
これが普通です。
しかし、不条理性に直面していくと、
それと戦うタイプと、
その不条理性において他と連帯していけることを
了解できるタイプと、
二つにわかれることでしょう。
人は、負の価値において、繋がることができる。
具体的にいえば、葬式、事故、病気見舞いなど、
人の不幸に顔を出すと、相手は親しみを感じやすくなります。
そうでないという人は、ただ、感情が乾いているだけです、ね。
さて、子安貝をコイルに組み込むことが、
独創性あることに映るというセンスは、
こちらからすると、かなりものにみえます。
普通の方は、このKillerCoilという人は
子安貝をコイルに組み込んでどうするの?
と、なります。
しかし、こうした方は、民間伝承に思考回路が
開かれておらず、ただ、閉じられているだけになります。
近代の合理主義思想に汚染されている人には、
フレイザーの金枝篇のような呪術世界は無縁であるし、
せいぜい、ああしたものは迷信にしか映らない。
となると、神社仏閣の存在理由も、
推理不能であるし、そもそも、厄払いなど、
どうしてああいう通過儀礼があるのか、
意義不明なことでしょう。
まぁ、迷信のなかにある情調、
そうしたものへの理会は不能でしょう、ね。
だが、世の中は、あなたの理会を超えているものが
いかに多いか。
その理会を超えるものに直面したとき、
どう受け止めるのか。
それにより、あなたの情調回路が開かれていきます。
さて、理論、理屈の好きな方は、
ハイゼンベルグの不確定性原理を
どう乗り越えることができるか。
一つ、理屈と理論と智慧をふる活動してみてくださいませ。
あなたは、その不確定性原理を前にして、
何ができるのか。
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