【古琉球祝詞・歌謡『おもろさうし』】

古琉球祝詞・歌謡『おもろさうし』


沖縄学を開始した人たちは、
この『おもろさうし』の解読研究から
スタートしたという。
細部は不明ながらも、
これにより、ほぼ、
琉球王朝の構造がみえてくるという。
柳田、折口両先生ともに、
沖縄・琉球をなぜ重視するかというと、
日本からの影響が、さほど、変形せずに、
残存しているからだという。
いわば、日本的影響の縮小版を
彼らはみているのである。
琉球・沖縄で、注目されるのは、
琉球神道記と、
おもろさうしとの二点である。
入門するとすれば、
ひらがなの多い、『おもろさうし』からのほうが
よろしいのかもしれない。
琉球神道記のほうは、
梵字と記号が多いので、
ちと、入り込みにくいところがありそうだ。

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