【テーマは古代祭祀装置の探索】
山口昌男先生を手引きとして、
折口、柳田経由で、
言霊探索、古代探索へと
たどり着いています。
最重要課題は、祝詞の研究になります。
想念純化、価値純化、次元調整に、
祝詞研究が活用されていきます。
独自の祝詞祭祀装置を各自が創作していくことが
肝要になります。つまり、独自技の開発です。
しかし、山口先生の場合は、
負価値の発生論に共鳴される要素があり、
それを180度逆転させることがこちらの課題になります。
やはり、周縁に定住するというのではなく、
中心を構築していかないと、ね。
ということは、山口先生の場合、
何かの政治的敗北の正当化をされている要素が
なきにしもあらずになります。
このあたりが、先生と分岐する点になります。
だから、後期の業績をこちらは参照しない。
他ルートは、縄文・弥生の紋様研究から
先古代探索へと先に着地しています。
こちらのルートは、形状ルートになります。
幾何学、形状パワーに関するものです。
こうした関心は、
民間アマチア系のもので、
詰め、寄せ具合がちと弱いです、ね。
大谷幸市さんが古代形状幾何学探索の手引きになっていますが、
ちと、詰め方が甘いんです、ね。
逆にいうと、彼のわかっていない部分があるので、
そこが狙い目になっています。
それで、彼の場合、実際装置を作れないことになります。
まぁ、言霊的側面において、
まさか、毛嫌いしていた折口・柳田の両先生と
繋がりが出てくるとは、
山口昌男先生が仲介役になっています。
山口先生への〆は、『文化と両義性』にしておきましょう。
ある意味で、その〆が訣別の儀式になります。
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