【コイル文化装置の歴史的探索】
タカミムスビから、
マドコオフフスマを経由して、
ニニギノミコトが降臨してくる。
とあるのは、日本書記においてである。
ただし、孫引きなので、原典未確認。
左回転から
転換装置を経由して、
右回転で降臨する。
これは、
男性のエネルギーの流れの方向だろうと推理する。
大嘗祭にて、
よく登場するのが、
マドコオフフスマ、
であるところ、
その作用、機能について推理した論者がいない。
こちらが直感するに、
それは、エネルギーの転換装置だろうと
推理する。
さて、
折口信夫の場合、
国学は神道の神学であるという
明確な問題意識があるので、
彼の古代研究は、民俗学という衣装を
装いながらも、神道神学の基盤整備になっている。
これまで、万葉集については、
体系的に検討したことがなかった。
記、紀の検討から、葉へと拡張しておきたいと願う。
白川静と折口信夫の比較検討になるだろう。
どちらがしっくりくるかの確認である。
単に、
古事記の中に幾何学を探索するという方が
おられるところ、
やはり、これだけでは、
その幾何学紋様にいかなる想念、情念をぶちこんだのか
それがわからないはずである。
想念、情念の深いところまで入り込む必要がありそうだ。
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