【『密教問答』終了、そして】
上下巻あわせて600頁ばかり。
数日をかけて、じっくりゆっくり検討させて
いただきました。
こちらの仏教とのかかわりは、
M.ウェーバーのヒンズゥー教となんとか、
というところから、
中村元を手引きとして、社会と宗教倫理ということで、
ヒンズゥー教、ジャイナ教を検討していったことが
あります、ね。
さらに、中村元の日本人の思惟様式というシリーズを
検討して、日本仏教の何に着目するのか、
と、そのように拡大していった記憶が甦ります。
もっとも、こちらの学生時代には、
人間革命、
というのが、話題を呼んでいて、
連中は一体何に熱狂するのか、
拝読しました。
日蓮系は、他派の悪口、批判を徹底しますから、
口の悪さは天下逸品で、レトリックとして拝借した
こともあります、ね。
なかには、当時、プロパガンダ映画をみた者もいる
らしく、そういう連中は、企業に勤めないで、
塾に就職したようです。
こちらは高校生以下を相手にする気持ちは当時は
なかったので、塾なんていうのには見向きもしていない。
当時は、上を目指すことで手一杯だったので。
下に降りてくるという感覚は、企業勤めをしてからに
なります。
さて、仏教再検討を開始したときは、
密教系から入門しています。
しかし、浄土真宗に目を向けると、
一体、彼らは何を求めているのか、
その方向性に魅力を感じないので、
何時の間にか、仏教検討から離れたようです。
まぁ、こちらは、仏教の中に、商売センスを
磨くものを発掘するセンスがなかったということ。
いまでも、日本霊異記のように
詞章説話のレベルでよろしいのではないかと、
解しています。
つまり、あくまでも、方便的に思考回路を
使うということです、ね。
そもそも、大日如来とか、天照大神、
というレベルのものは、結び、生成の原理では
ないので、さほど、方便としても、使おうかと
いう気にはならないのです、ね。
ただ、レベルが低い層には、
仏教はウケがよろしいようで。
そういう方便門的なものを感じます。
それで、何か創造的になれるのかというと、
そんなものはないです、ね。
現世利益とか、祈願とか、
そういうのは、あくまでも、受動要素が強いので、
こちらは、ピンとこない。
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