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【キラーコイルの秘密】
【腰痛放浪記　椅子がこわい (新潮文庫) 文庫 – 2003/7/30 】

文句たらたら。
誰かが治してくれるんじゃないかと
最後の最後まで
この腰痛は治さないやつが悪い
くらいにしか思っていない。
世の腰痛患者の多くは
こんな感じで、
他人任せ、他人依存に
陥っている。
こちらはさらに
心因性起因の他に
霊的因縁性を疑って
対処していくのだが、
見えない領域への対応は
重々に保険をかけるのが無難
ではないかとみている。
心因性起因の腰痛というのは、
別の心因性が追加されると
また腰痛が復活するはずで、
これで再発しないという保証はない。
「夏樹静子のお葬式を出しましょう」──苦しみ抜き、疲れ果て、不治の恐怖に脅かされた闘病の果てに、医者はこう言った。時には死までを思い浮かべた鋭い腰の疼痛は、実は抑制された内なる魂の叫びだった。そして著者もいまだに信じられないという、劇的な結末が訪れる。3年間の地獄の責め苦は、指一本触れられずに完治した。感動の腰痛闘病記。『椅子がこわい─私の腰痛放浪記』改題

まぁ、
他の人による「腰痛探検記」
なんていうのもあるけど、
いかに本人が格闘しても治るワケはない。
たんに、探検して終わりになっている。
患者というのは、
憎々しいまでに
王様患者気取りをしてしまう
というのが、
夏樹静子がその典型だった
ということ。
わたしの腰痛を治せない野郎が
ばかだ、あほだ、やぶだ、と
言っているにすぎないので。
こういうアホには漬ける薬がない。
だから、絶食療法をしたあと、
3カ月の経過を要している。
だから、
3カ月後に、
ぴたりと痛みが消えた理由なんぞ、
本人にはわかっていないし、他人も理解が
及ばない。
あちらさんは2年だか
3年だかのたうちまわったところ、
こちらの重度腰痛障害事例では
3カ月で8割方回復で、その後
こちらとわかれて他社の
色彩療法などを遍歴したあげく
6カ月後に、心因性腰痛が消えた
レポを受ける。
だが、本人はあくまでも
筋肉痛だと宣わっているけど。